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2024/04/25 19:10 |
よろしい、ならばセッションだ。あと自分用メモ。
大キャンペーンを! 一心不乱の大キャンペーンを!
ノラ氏のルネ演説が面白すぎたので、つい。
完璧にTRPGに飢えてます誰かセッションお願いします、青波です。
ちなみに演説の元ネタは実は見たことないんですよね……

今日は仕事中にぼつぼつ空色のことを考えてました。
空色は

(セイルの常識≒楽園の常識)≠読者の常識

という構造です。
そのためあくまで地の分がセイル主観である空色は、読み手に与えることができる情報で悩みます。セイルが「当たり前」だと思っていることを上手く地の文に描写することができないんですよね……
今、ちょうどその壁にぶち当たって頭が痛いです。くそう。

その点反転は現代日本人である(実はちょっと未来の人ですが)「俺」、シンの一人称なので、異世界『楽園』をきちんと客観的に描くことが出来る点でとても楽なんです、よね。

そういえば、空色では一貫してメカのことを「機巧」と呼びますが、反転では「禁忌機巧」とは言いますが「機巧」と表現することはほとんど無く「機械」と表現しているはずです。
これも主観の違いによるもので、シン(俺)自身がメカを指して「機巧」とは呼ばないから、って設定が地味にあります。反転は何処までもシンの主観なので、テレサたちがどう言っていようとひとまず「機械」と脳内変換をしてます。
そも、「機巧」は「からくり」という意味で、コンピュータ等の電子機器のイメージとはちょっと違うんですよね。ただ、楽園では全てが「存在し得ないからくりである」という意味合いで「機巧」という言葉で呼ばれています。

シンは楽園言語を解しますが、その辺の微妙なニュアンスは読み取れないんです。読み取ったとして自分にわかりやすいよう解釈するんで、結局同じか。
言語が示す範囲ってのはそれこそその人とその人が属する社会が持つ文化に左右されるもんです。多分。

『楽園』や『影追い』といった楽園独自の用語に『』がついてたりついてなかったりするのも、実はその辺の認識の違い。
反転は徹底して『』つきで空色はつけない。
空色ではわかりやすくするために初回は『』をつけることもありますがー。
(で、空色でも異様な存在である『ディスコード』には『』つきなのです、よ)

今読んでる本が神視点なので、すごい影響受けそうで怖い。
とりあえずセイル視点、セイル視点と言い聞かせながら頑張るよ。

で、こんなことを書くのは、この先の自分が「昔の自分が何を考えてこういう表記にしたか」を忘れないようにである。
最近物忘れが激しいので、ちょっと頭使うようにしてかないとなー。
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2010/04/09 23:38 | Comments(0) | 創作記録

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