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2024/03/30 00:52 |
ハッピーエンダー。
私は常に「ハッピーエンド至上主義」を説いていますが。
それには一応理由があるにはあるんです。

という、話。
まあ纏まりなくグダグダ語ってるので気になる方はどうぞ。
 
リアル友人は知っていると思いますが。
私、意外と後味の悪い話も好きです。
ネガティブ一直線の話、かなり好きだったりします。
長編だったりするとやっぱりハッピーエンドを求めますが、短編ならいっそすかっと後味最悪の方が嬉しかったりする時が多いです。
まあこの辺は愛着とかの問題ですね。長いほど色々なものへの愛着は湧きますし。

それは置いておいて。
でも、私はどうしても「後味悪く」できないんですね。
その理由は簡単で、ただ後味悪くしてもどうしようもない。
そこには結局のところ人のネガティブな思いとか、影の部分とか。そういうものが鮮やかに描かれてこその後味の悪さなわけじゃないですか。
鮮やかに人の心の闇を暴き出す、それが鮮やかであればあるほど美しいわけで、私もドキドキして引き込まれてしまうわけです。
しかし、私はそれが、リアルレベルでは理解できないのです。

これもまたリアル友人は理解していると思いますが。
私はテンション低い時こそあれど、悩みがとことん少ない人間です。
愚痴は言いますが基本的に笑いながら、何かあっても結構あっさり復帰する。
半年が経過した今では多分アレも笑い話にできると思います。普通に。
私にとっては最大級の笑い話。
そういう人間です。
故にこの日記でもほとんどそういう話題はしないわけでして。
だって書くべきことが一つもないんですから。

そういう人間なので、ネガティブな感情を「描き出す」のが苦手なのです。
私の中では仮想、しかも自分に身近じゃないもの。
そんなものをリアルに、臨場感を持って描き出せるわけないわけでして。
私が愛する作品達の鮮やかさには程遠い。

私は「幸せじゃない」ことがない。
自分が幸せである、という自信がめちゃくちゃある。
そんな私がネガティブな感情を起因とした物語を書けるわけがなく。

じゃあ、どうすればいい?

簡単だ。

幸せな人による、幸せな人のための、幸せな物語を書けばいい。

誰よりも幸せってモノを知ってる自信があれば、幸福な話は書けるはずだ。
人の心の屈託を描くのは苦手かもしれないけれど、幸せ者なら書けるはずだ。

ネガティブな感情の方が人の共感を得られるって考え方は多分間違いないと思います。
私には身近ではない感情だけれど、共感はするのだから。
でも、それなら幸福だって共感できていいはずです。
というわけで私はハッピーなハッピーエンド至上主義なわけです。
私は別に誰かを幸せにしたいわけじゃなくて(そんな馬鹿げたこと誰が考えますか)、幸せの中にいる人に、何が幸せなのかをちょっとだけ考えてもらえる話が書ければいいなあと思う次第。

ある意味それを突き詰めたのがPlanet-BLUE。
あれは私にとって幻想である戯画的なネガティブ感情と、とことん突き詰めたハッピーの物語。
戯画的ネガティブって言うと反転楽園紀行もそうかも(笑)。
「俺」の思考回路もあからさまに幻想ですよなー。
あれはある意味「戯画である」ことをメインに持ってきているので、楽しく書いていますが。
やっぱりハッピーエンドを目指した物語であることには変わりありません。

という話。
微妙に纏まらない話で申し訳ありませんでした。
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2008/07/19 14:45 | Comments(0) | 創作記録

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