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2024/04/20 11:58 |
八束と南雲2
ついったーのまとめその2。
何故こいつらばかり書いてるかって、そういうテンションに持ってかないと自分が困るからですよ。

「南雲さん、早く行きましょうよ」
「やだ寒い俺は帰る。ほら八束は出来る子だから八束一人でも大丈夫だって」
「わかりました。帰ったらデスクの上のテディベア、全部ゴミに出しておきますね」
「ごめんなさい頑張ります」
■脅迫パターンはいくつかある。テディベアは南雲手作り。

「八束って、趣味とかあるの?」
「……趣味、ですか?」
「そう。ほら、俺の手芸みたいなさ」
「…………」
「…………」
「…………」
「…………」
「…………」
「ああうん、これは俺が悪かった」
■八束はきっと超無趣味。

「いつもわしゃわしゃされるのは不公平だと思うんです」
「ほう」
「わたしも、南雲さんの頭をすべすべしたいです」
「ハゲるよ?」
「えっ」
「ハゲがうつるよ?」
「えっ。……ってそんなわけないですよね!?」
「一瞬信じかけただろ」
「そ、そんなことないです!」
■八束は正直すぎて

「あと遠回しに俺がハゲてるって認めたよね八束」
「南雲さんがそういう言い方するのが悪いんですよ!?」
■上の続き。果たしてどこまで剃っててどこまでハゲてるのかはよくわからない。

「南雲さんは、わたしのこと何だと思ってるんですか!!」
「豆柴」
「えっ」
「豆柴」
「……南雲さん、その眼鏡、度が合ってないんじゃないでしょうか」
「合ってないのは認める」
■豆柴系女子

「髪の毛、鬱陶しそうだな。ヘアピン貸そうか」
「あっ、お借りしてもいいですか」
「どれがいい?」
「色々ありますね。じゃあ、赤いので」
「はい」
「ありがとうございます」
「必要な時にはいつでも言って」
「…………」
「…………」
「何でナグモさんそんなヘアピン持ってるんですか!?」
「今更だな」
■多分机の一番上の引き出しに色々入ってる

「俺にもふさふさふわふわだった頃があるのです」
「ふわふわ!? でも、そもそも普通男の人はここまでカラフルなヘアピン常備しませんよね?」
「折角つけるならこだわりたいじゃん」
「ナグモさんの感覚がわかりません」
■俺にも南雲の感覚はわからない

「何作ってるんですか?」
「ぱーぱぱぱぱらぱー、『言いづらいこと言ってくれるパペット』~」
「ただのパペットに見えますけど」
「何か人に言いづらいことがあるときには、これを装着し、机の下に潜って」
「……南雲さん……」
「あっ今俺めっちゃ蔑まれてる」
■ちなみに形はこんな感じ

「そしてこっちが『言いづらいこと言ってくれるパペット・ブラック』」
「ただ黒くしただけじゃないですか」
「こいつが出てくるときは発言内容のブラックさも五割増」
「南雲さんのブラックさってたかがしれてる気もしますが」
「……そうだね」
■南雲はなんかあんまりブラックにはなれない気がする

「やーつーづーかー?」
「す、すみません、ついガールズトークに夢中になってしまいました」
「プロテインと筋トレの話のどこがガールズトークなの」
「肉体言語だから伝わるものもあると思いませんか」
「全世界のガールズに謝れ」
■段々八束がイリーナの仲間になりつつある(当初の目的どおりではある)

「宇宙人に政府の陰謀。ますますXファイルじみてきたな」
「Xファイルって、海外ドラマでしたっけ」
「そう。今デアゴスティーニのDVDついてくるやつ定期的に買ってるけど、八束も見る?」
「遠慮しときます」
「面白いのに……」
「南雲さん、わたしがその手の話苦手だって知ってて言ってますよね?」
■実は青波はXファイルを見たことが無いので今度見る

「前世がカタツムリなら、南雲さんは塩をかけたら溶けるんでしょうか」
「砂糖なら喜ぶ」
「聞いてません」
■っていうかナメクジじゃないのかそれ

以下は細々とネタバレも含むメモ。




「あいつの痕跡を何もかも消すことができればきっととても楽になれる気がするんだ。でも、そうしたら俺も消えちゃうのかな。それでもまあいいかな。……そんなことを思いながらも、結局何も消し去ることができないままに五年が経過したある日のこと」
「どうも足下がふわふわして、上手く立てないまま転がり回って、傷だらけになりながらその理由もわからなくて」
「大切なものを決定的に欠いた二人は、不思議の国のすぐそばで、本当のことを追い求める。そんな話」
■そんな話。

南雲がああなった原因って、hshsの事件そのものってより、その事件後に上司とか同僚に犯人として疑われまくったことにあるんじゃなかろか。だから青亭でもあくまで単独でふらついてたのかなと思う。
普通に考えればまずあの場にいたのは被害者を除き南雲一人としか思えないからな……。そりゃあ南雲も檜山にいろいろ物申したくはなる。だが檜山は檜山で言われても困るという話で。そんな感じで南雲と檜山は仲が悪いのです(笑)
考えれば考えるほど暗い過去がつくのはいつものことであり、考えれば考えるほど人としてぐだぐだになっていくのもいつものことである。どうして素直にかっこいい暗い過去ラーが書けないのだ俺は。南雲さんただのカタツムリじゃないですかこれ。
■暗い過去ラーが書けない話

「アキさん、今日は何の日?」
「『時計うさぎ』の新作ケーキの発売日です。ほら、買ってきたよ」
「わあ、いただきます! ってそうじゃなくって」
「食べたら、指輪、選びにいこっか」
「え?」
「いい夫婦になれるように」
「アキさん、時々意地悪だよね」
「そうかな?」
「でも、そんなアキさんが大好き」
■やめろ(迫真) 多分いい夫婦の日に書いた奴だこれ……。
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2013/12/06 21:46 | 創作記録

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