幸福偏執狂日記

『アメガタリ』に十四話「風鈴」、最終話「電話」を追加、完結いたしました。

本当に短く、ささやかな物語ではありましたが。
雨の季節の物語、少しでも楽しんでいただけたなら幸いです。
まあ、見てわかるとおり他の話を繋ぐ「接続章」的な意味合いもあるんですけど。
それでも、この物語を通して、志郎とリッカの過ごした時間は、他の物語では描くことのできない、一つの確かな「記憶」であると思っています。
あと後書にも書きましたが、「電話」はウェブ版限定の最終話です。
サイト見てる方なら、家主が誰かも特定しやすいと思ったので、つい。

いつか、この物語に続く「出会いと別れの一週間」の物語も描けたらいいなと思っております。
そちらは、この物語とは打って変わって、お祭騒ぎのお話になると思います。
実際、お祭にまつわる話になるはずです。
（リッカが関わった過去の「出会いと別れの一週間」のリフレインのような意味合いもあるので）
いつになるかはわかりませんが、その時までお待ちいただければ幸いです。