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蒼穹に手向けの花を、完結。
というわけで改めまして。

「蒼穹に手向けの花を」全二部、これにて閉幕でございます。
あとがき、DL版も公開いたしました。

あとがきに書かない戯言はこちらに。

どちらも締め切りに追われながらがりがり好き勝手書いた話です。
私の中の「夏」のイメージをそのまま表現したような、話です。
特に私にとっての「夏」はBLUEアサノとその舞台に現れています。
吹奏楽の練習の音、演劇の練習をするクラスの連中、でもその輪からは少し離れた場所で目を閉じてそれらの音を聞いている。
それが、私とアサノにとっての「夏」でした。

もし、そんな中に突然青い鳥が舞い降りてきたら。
BLUEはそういう一つの可能性の話です。

その中で別にアサノは何をしたわけでもない、ただ一緒にいただけ。
アサノとタチバナは完全には同調していなくて、微妙な齟齬があって。
またそれがアサノとタチバナにとって心地よい「距離感」。
REDのノブとユリの結びつきとはまた違った関係性になったかなと思います。

というわけで、ある意味では何の救いもない話ではありますが。
楽しんでいただけたなら幸いであります。

以下は何となくネタバレの歪曲視の対照の話。
何故か反転楽園紀行のネタバレもありますよっ。
 
歪曲視のノブ(タチバナ)とアサノ、そして反転楽園紀行のシン(というより「俺」)は、三人とも「生まれながらの歪曲視ながら周囲に仲間がいなかった」という点で共通しています。
周囲に理解されない中、どういう選択を取ってきたのかは三者三様。
三人の中で一番ネガティブな方向に走ったのがシン。こいつは要領よく周囲から隠していただけにヘマした際に追い詰められてしまいました。
シンとは対照的に要領こそ悪いものの超マイペースな性格と開き直りのせいで周囲から浮いていてもそれ以下にはならないのがアサノ。
そして、「妖怪を見る瞳」を持て余し時に気味悪がられながらも何とかぎりぎり周囲に溶け込んで人と交わりながら生きるのがノブ。

その辺は蒼穹内のノブとアサノの違いに多少現れてるかなと思いつつ。
どちらも「浮いている」という点で変わりありませんが、周囲との関わり方や歪曲視に対する意見は微妙に違うのです。
ただこの二人は歪曲視ゆえに悩むという地点をとうに突破してます。
そして一時とはいえ「隠し通せてしまった」シンだけが破綻に苦しんでいる現状(笑)。
(そういやシンがノブの立場だったら随分話は違ったと思う、とシンの人とよく話しているのですが)

ああ、あとノブとタチバナは全然意識が違いますよ。
タチバナは人と関われませんから、歪曲視を「隠す」理由も無いので。
またそれについて悩んだところで一日後には忘れますし(←)。

その後のタチバナがどうなったかはイビツ番外編を参照。
楽しく暮らしています、よ。
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2008/09/09 21:45 | Comments(0) | 更新記録

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