忍者ブログ
月世界旅行&メリエスの素晴らしき映画魔術、見てきましたー
ずっと見たい見たいと思っていたのですが、なかなか渋谷まで繰り出す勇気が出ず。
しかし、今週で終わってしまうそうなので、ついに見てきました。
月世界旅行&メリエスの素晴らしき映画魔術』。

そもそも、青波は映画史には全く詳しくなくて、メリエスの名前もつい最近まで知らなかったような人間であります……。
しかもメリエスの名前を知ったきっかけが、桜井光さんの『ウルタール考』だった辺り、本当に興味なかったんだな、ということがわかっていただけるかと。
……うん、元々物知らずではあるのですが、特に映像系には疎いんです。
しかし、1900年代初頭に作られたという『月世界旅行』にはちょっと興味があり、あと調べてみるとメリエスという人物自体がものすごい青波好みっぽいということが発覚し。
そんなわけで、ふらりと渋谷のシアターイメージフォーラムに足を運んでみました。

彩色版『月世界旅行』の、あの発想力とわくわくっぷりもさることながら……何よりも、ジョルジュ・メリエスという人物の、映画に対する姿勢に胸を打ち抜かれました。
そもそも『見世物』であった映画の、見世物性をとことんまで追求したエンターテイナー。
ドキュメンタリーの中で見ることのできたいくつかの作品の、どれもが見ていてにやっとするものばかりだったのが印象的でした。
どうも、自分の中で映画は小難しいもの、と思い込んでるところがあったので、映画の黎明期にはこういう方向性だったのだ、という理解ができたのはすごく大きかったです。
また、その奇想天外な発想を現実にまで持っていって、今見ても心躍るような映像として残っている、ということにただただ感心しきりでありました。
でも、そのメリエスですら時代に取り残されてしまったのだ、という結末に、本当に19世紀末から20世紀にかけての技術と意識の変容の速度ってものすごいものだったのだなあ、としみじみしてしまう次第。

また、『月世界旅行』の再生に尽力する人たちの話もものすごく面白かったです。
とにかくかっこいい。ああいう、一つの目的に向かって力を合わせていく過程って、本当にわくわくしますよね……!
あと、「映画の保存」という概念についてが興味深かったです。
他の美術品とかと違って、オリジナルには手を加えずに、情報として保存するという考え方だったのですな。全く知りませんでした。

とにかく、メリエスと彼の映画についてもっと詳しく知りたい、と思う素敵な時間でした。
何だかとても元気出ました。よかったー。

そして『ヒューゴの不思議な発明』が凄く見たいです先生……
BD予告編だけ見たんですけど、あれ、完全に青波ホイホイです先生。
ストーリーとかともかく、あの画面が見たい! とても見たい!!
原作も読みたいので、今度図書館で借りてこようと思うです。
PR

2012/09/30 22:00 | 視聴記録

<<ぐだぐだ☆戦時中セッション■NPC | HOME | ぐだぐだ☆戦時中セッション第一回>>
忍者ブログ[PR]