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ぼろぼろ泣くのですが。
「ロケットマン」文庫版最終巻読了、っと。
(4巻だけ抜けてるので後で捜しに行かないとなあ……R復帰と母の帰還だからかなり重要な話の巻なんですけどこれ(笑))
一度漫画喫茶で読んだんですが、その時も泣いたんだよなー。
もう、この話は切なすぎます。一瞬「刹那すぎる」と変換されたけどある意味間違ってない気がするなあ。刹那の物語ではあるから。

やっぱり、ロケット開発者ビントさん周りの話が一番好きだと思う。
ただ純粋にロケットを作りたいと願った人たちの物語。
これこそ「浪漫」だよね。
でも、世界は浪漫を浪漫のままじゃ終わらせてくれないわけで、実現に移すにはいくつもの困難があって、それで引き裂かれた関係とかもあって。実際、葉とRの前にだって困難が付きまとったわけで。
だけどいくつもの「現実」が絡み合って、それでも最後にはロケットが飛ぶ。
発射の鍵を預かるビントさんが言った
「我々の運命はきっと、人が星空を見上げてそこに行きたいと願ったときから始まっていたんだ」
ってのがこの物語の全てな気がします。

ああもうしかしロケットを飛ばす回が本当に泣けます。
今まで色々あったけど、皆が皆、ロケットを飛ばそうとする。
心が一つになってるあの感覚というか、何と言うか。
そこで失われてしまったものも大きくて、それもまた泣けるのですよ。
真っ直ぐだよ。真っ直ぐすぎるよお前ら……っ!

きちんと葉の視点から語るなら、これは「少年が世界を知る」物語だと思います。
世界ってのは本当に広くて。
しかも決まった形じゃなくて常に広がり続けていて。
それを「認識」するまでの物語なのかなーと思う。
「T・E」って組織と、ロケットの存在を通して。

本当、読んだことない方は是非。
一応ミステリものなんですけどね。
(少年が情報組織に協力して謎を解き明かしていく話なんで)
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2009/03/27 14:25 | Comments(0) | 読書記録

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