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2017/08/18 00:34 |
読書記録:『EDまで病むんじゃない2』
『EDまで病むんじゃない2』
著者:こくまろ さま
サークル:漢字中央警備システム
ジャンル:不条理ゲーマーブラックコメディ
 
ジャンルは自分が勝手にそう思っているだけですが、多分大体こんな感じです。
実は以前こっそり前作にも感想を書いていたりします。

ゲーマーでなくてもおそらく不条理っぷりに引きつった笑いを浮かべ、ゲーマーなら尚更そのゲーマーとしてのカルマに頭を抱える、そんなゲームに関するコメディの第二巻です。
もちろん、前回に引き続き新旧ゲームの小ネタも満載。今回も本文に出てきた用語や台詞のネタ解説リストもついてまいりました。このリストを小説と並べて読むのが前回からの楽しみであります。知っていれば「やっぱり」とにやりとし、知らなくても「こんなのもあるのか」とにやりとせずにはいられません。
ひとまず私は「俺は悪くねえっ! 俺は悪くねぇっ!!」にむせました。そこでその台詞は卑怯。

さて、ストーリーですが、前回もまあとことん酷かったのですが、今回はある意味それに輪をかけて酷いことになっております。
この話に関しては「酷い」は褒め言葉であると信じてやみません。
初っ端から怪しいにもほどがあるレースゲームとシューティングゲーム。
そして、何故シ○シティみたいになってるんですか、恋愛シミュレーションゲーム……?
しかも恋愛ものなのに対戦モードもありまして、今回はその「対戦」が最大の見所となります。
相変わらずゲーム内ヒロインが最低です。最低どころか人としてクズです。巫女ってどういう職業でしたっけ。
しかしそんなヒロインを落とすゲームにはまってしまった新担任(いい女)にほいほいついて行ってしまった主人公ネッキー。
そりゃあ、ろくなことになるはずがありません。というかこの先生も大概最低です。
それでも、付き合っちゃう(というか付き合わざるを得なくなる)のが我らがネッキー。
ゲーマーとしての勘をフル動員しながら、先生もといダメ人間と共に、思わぬ対戦相手との戦いに挑みます。
ゲームとして、かなり面白そうかな、と思えてしまう辺りが凄いです。
最後には微妙に感動してしまうシーンが待っているあたりもまた……。
しかしそのゲームをプレイした先に待っているものを考えると、遠い目をしてしまいます。
どうしてあんなゲームをプレイしてしまうのでしょう。わかりません。わかりません。
しかしそれが、ゲーマーの性、ってやつなのかもしれません。こわい。

相変わらずの、悪意の塊っぷりに笑わせていただきました!
とりあえずヒールマンは許さないよ。
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2013/11/06 23:29 | 読書記録

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