でした。何故こんなに忙しくなった。
とはいえ、山は越えたような気がするので、ひとまず創作モードに戻りたいです(笑)。
というわけで、何気なくツイッターで呟いた設定面をちょっと纏めたり、
何となく思いついたものを追記してみました。
多少ネタバレもありますが、多分大したことないと思います。
とはいえ、山は越えたような気がするので、ひとまず創作モードに戻りたいです(笑)。
というわけで、何気なくツイッターで呟いた設定面をちょっと纏めたり、
何となく思いついたものを追記してみました。
多少ネタバレもありますが、多分大したことないと思います。
・楽園魔法理論
以前はおまけで書いてたんですが、今は下ろしてるので……あとで書き換えてあげたいところ。
楽園の魔法はその人固有のマナと大気中・物質中のマナを共鳴させてマナを変質させるところから始まります。
マナは魔法という技術を介することで他の物質や力に変質する性質を持ったエネルギーです。
マナは大気中、物質中にはほぼ必ず存在するものです。
(例外的に鉄はマナを含まず、また水もマナとの親和性は低い。生物の中でもマナを持たないものはいる)
この、変質させる手順や変質させるものを指定するのが魔法であって、大きく二つに大別されます。
命名魔法:大気中のマナを別の物質・力に変質させる技術。
命令魔法:物質・生物内に含まれるマナに干渉し、マナを含む物質・生物を操作する技術。
神聖魔法はどちらかといえば命名魔法の一種、と言われてますが命令魔法に属するものもあります。
その他、精霊魔法もありますが、これは理論が全く異なるので別のスペースで。
・関数マクロというか魔法構築の話
楽園魔法(この場合は命名魔法・命令魔法)には関数マクロを構築できるシステムがあって、一連の処理を関数化したり、特定のキィワードを別の言葉にdefineしたり、そういうものを組み合わせることで呪文を簡略化できるし、相手から起動手順を読み取られづらくなるってところまでは考えました。
この「魔法の再構築」は、魔法についてきちんと学んだことがないと難しく、魔法が普通に使えるこの世界では、魔法構築に関する一定以上の知識を持ち、独自に魔法を改造出来る者を一般的に「魔道士」と呼びます。
例1:超至近でも遅延なしで発動する接近戦向けマクロを追究するテレサさん
例2:結界等の広域展開系の魔法を複雑に組むのが得意なチェインさん
例3:神殿育ちのせいか教科書的な魔法構築の仕方をするギーゼルヘーアさん
→この場合ギーゼルヘーアさんは「魔道士」とは言いがたい気がする
・精霊魔法理論
精霊魔法とは、通常の人間には知覚できない生命体「精霊」(通常は「妖精」ともいう)の力を借りる術です。
一般的には「妖精魔法」、その使い手を「妖精使い」と呼ぶことが多く、精霊魔法・精霊魔道士という正式名称で呼ばれることはあまりありません。
まず術者が「精霊視」と呼ばれる「精霊・妖精を見る才能」を持って生まれなくてはならず、その絶対数はさほど多くないため、かなりレアな魔法となっています。
その才能を持った術者が、単一の精霊と契約を交わすことで、その精霊の力を振るうことが可能となります。この契約は、精霊に己の体内マナを与える代わりに、望んだときに精霊の力を行使することが可能になる、といったものがほとんどです。
契約を交わした精霊は術者の望みどおりに行動するため、複雑な呪文などは必要とせず、短い命令によって発動する魔法がほとんどです。その「命令」の形式も人それぞれ。
一生涯に精霊と契約を交わすことが出来るのは原則的に一回のみで、生涯のパートナーとなることが多いです。
ただし、例外的に「レベンタートの妖精使い」カイル・フローウェンのように、契約を介さずその場に存在する精霊に交渉を持ちかけて力を振るう、特殊な妖精使いも存在します。
※ぶっちゃけて言うと、多数の妖精を操れるフェーダやカイルのような妖精使いは、正確には妖精使いではなく「歪神使い」なのですが、その辺の違いはまたいつか。
・空色面子の魔法才能の話
意外ときちんと語ってない気がしたので、ここでちょいと。
そろそろ20話なんでいいかなーと思うことにします。
■セイル(ディス)
完全魔法無能。体内に魔力が無く、かつ、魔法を使うために生まれながら備わっている能力もないため、魔力をどんなに取り込んだところで魔法は使えない。
■シュンラン
魔法っぽい能力を使うものの、実は本人に魔力はないため、事実上セイル同様の魔法無能。何故魔法っぽい能力が使えるのかは、後ほどのお楽しみに。
■ブラン
魔力欠乏型魔法無能。魔法を使うための能力はあるものの、生まれつき体内のマナが極めて少ない。そのため、魔法を使う際は魔力の蓄積・放出の性質を持つ女神の剣『アワリティア』に溜め込んだ魔力を借りて魔法を使っている。
この性質上、大規模魔法の行使はほぼ不可能。アワリティアに大量に溜め込めば可能かもしれないけれど、負担が大きい。普段は相手の動きを予測して小さな魔法で阻害するような使い方をする。(VSチェインでは結界の弱い部分を、正確に微弱な魔法で打ち抜いていた)
■チェイン
実はまともに魔法を使える唯一のパーティメンバー。魔法の才能は人並みで、エルフゆえに魔力容量が高め。元々は神聖魔法の使い手だが、『影追い』になった際に攻撃的な命名魔法も学んでいる。
魔力制御能力が高いが、どちらかといえばブランのように魔力を「収束」させるよりも広域に「拡散」させて維持する魔法に特化している。結界や防壁などの魔法が得意。
武器である鎖は、本来苦手である接近戦を補助する手段であって、メイン攻撃手段ではない。
・風属性最強魔法の話
とりあえず、楽園における風属性最強魔法の名称は『蝶の羽ばたき』になりそうです。
分類としては命名魔法(風属性魔法は風の性質上大概命名魔法になりますが)。
多分空色時代なら机上の部長が使えます。
(この辺の事情は今書いてる話で何となくわかるようにするつもり)
といってもほとんど禁呪に近いのでおいそれとは使えませんが。
効果は名前から察する通りの超大規模魔法です。
いつかユークリッド辺りがバタフライ効果の本来の意味を説明してくれるでしょう。便利だなユークリッド。
ちなみにアリスは「桶屋」って呼ぶ。それ通じるのユークリッドかカイルだけだから……。
※そしてそれを夏浦さんに言い当てられてびびったのは内緒。
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