『背中合わせアンソロジー アルギエバ』
編集:藍間真珠 さま(著者は別途記載)
サークル:藍色のモノローグ
ジャンル:背中合わせ
「背中合わせ」をテーマとした、十六人の作家によるアンソロジー。
同じ「背中合わせ」というテーマでも、舞台やジャンルは様々です。頁数は404頁と大ボリュームですが、最後まで一気に読み進めてしまいました。
以下、十五作(全十六作より自作除く)の感想になります。
編集:藍間真珠 さま(著者は別途記載)
サークル:藍色のモノローグ
ジャンル:背中合わせ
「背中合わせ」をテーマとした、十六人の作家によるアンソロジー。
同じ「背中合わせ」というテーマでも、舞台やジャンルは様々です。頁数は404頁と大ボリュームですが、最後まで一気に読み進めてしまいました。
以下、十五作(全十六作より自作除く)の感想になります。
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『迷宮百貨店にて』
著者:柏木むし子 さま
サークル:むしむしプラネット
ジャンル:ほのぼの冒険恋愛ファンタジー
混沌としていてちょっと不安を誘う、けれどつい細部まで見入ってしまう、そんな不思議な表紙が目を引く一冊です。
そもそも、タイトルからしてたまりませんね。迷宮百貨店。略して迷店。
それこそ、ある種のゲームに登場する「ダンジョン」が、丸ごと店になったような。そんな不思議な店を舞台に繰り広げられる物語は、一人の少女が体験した小さな冒険であり、小さな恋の物語です。
本を開くと、まず目に入るのは、舞台となる迷宮百貨店の異様な姿です。
客にものを探させる気があるのかないのか、日々姿を変える迷宮。そこに揃えられた、時にグロテスクで時に幻想的、そして時には「商品」であることに首を傾げずにはいられない商品たち。それらは、世界すら越えたあらゆる場所から集められたものだといいます。
誰が、何のためにこんな店を? そんな疑問を覚えながらも、それに答えてくれる人は誰一人いません。会計をしてくれるのは、一体どうやって動いているのかもわからない謎の蔦、商品を迷宮の奥に運ぶのは、不思議な人の形をした「何か」なのですから。
そんな不思議な迷宮百貨店を眺めているうちに、気づけば、自分も主人公の少女、ミオと一緒に迷宮に潜っていることに気づきます。どこに何が置かれているのか。この先には、どんな仕掛けが待ち受けているのか。次から次へと描き出されていく迷宮の姿は、一度でも知らない世界の冒険を夢見たことのある人ならば、わくわくしないわけがありません。
そして、誰も知らない迷宮の裏側、闇の奥を覗いてしまった時の、ぞくりとした感触。この恐怖と緊張の手触りもまた、冒険には欠かせません。
けれど、少女ミオの冒険は、実は一つの「恋」の始まりでもあったのです。
そう、冒険には、当然ヒーローがつきものですから。
迷宮の奥で危機に陥ったミオの前に颯爽と現れる、これまた迷宮と同じくらい「不思議」な男ロセロ。彼の登場から、迷宮百貨店は、少女の小さな冒険の舞台というだけではなく、奇跡にも近い形で出会った少女と男を結びつける、大切な場所になっていきます。
そうして生まれた恋心が膨らむ過程と、二人の間で交わされた思いの結末は、是非二人と一緒に迷宮百貨店の奥の奥まで足を踏み入れて、確かめて欲しいと思います。
甘酸っぱく、見ているこっちが気恥ずかしくなるような、けれど、どこまでも清々しい恋心。
恋というものは、女の子を強くするのだな、と。ほっこり暖かな気分になれる、素敵な恋愛ファンタジーです。
しかしロセロ氏は色々卑怯だと思います。かっこよく、しかも所々弱みのある男性というのは、極めて卑怯だと思います。ミオが羨ましいです。
ちなみに、このお話は以前記録させていただいた『エクストリーム・ワーキング』と密接に関わっています。
今回登場するロセロ氏は、『エクストリーム・ワーキング』主人公エリルベート氏の同僚なんですよね。
というか、多分全てのきっかけは青波が叫んだ「エリルベート氏の同僚(当時は名前もなかったらしい)不憫すぎて大好きです!!!」という言葉だった気がするので何か本当にありがとうございます!!!! わーい!!!!!
ひとまず、ウミウシを投げつけていいですか! いいですよね!! リア充ウミウシにまみれろ!!!
著者:柏木むし子 さま
サークル:むしむしプラネット
ジャンル:ほのぼの冒険恋愛ファンタジー
混沌としていてちょっと不安を誘う、けれどつい細部まで見入ってしまう、そんな不思議な表紙が目を引く一冊です。
そもそも、タイトルからしてたまりませんね。迷宮百貨店。略して迷店。
それこそ、ある種のゲームに登場する「ダンジョン」が、丸ごと店になったような。そんな不思議な店を舞台に繰り広げられる物語は、一人の少女が体験した小さな冒険であり、小さな恋の物語です。
本を開くと、まず目に入るのは、舞台となる迷宮百貨店の異様な姿です。
客にものを探させる気があるのかないのか、日々姿を変える迷宮。そこに揃えられた、時にグロテスクで時に幻想的、そして時には「商品」であることに首を傾げずにはいられない商品たち。それらは、世界すら越えたあらゆる場所から集められたものだといいます。
誰が、何のためにこんな店を? そんな疑問を覚えながらも、それに答えてくれる人は誰一人いません。会計をしてくれるのは、一体どうやって動いているのかもわからない謎の蔦、商品を迷宮の奥に運ぶのは、不思議な人の形をした「何か」なのですから。
そんな不思議な迷宮百貨店を眺めているうちに、気づけば、自分も主人公の少女、ミオと一緒に迷宮に潜っていることに気づきます。どこに何が置かれているのか。この先には、どんな仕掛けが待ち受けているのか。次から次へと描き出されていく迷宮の姿は、一度でも知らない世界の冒険を夢見たことのある人ならば、わくわくしないわけがありません。
そして、誰も知らない迷宮の裏側、闇の奥を覗いてしまった時の、ぞくりとした感触。この恐怖と緊張の手触りもまた、冒険には欠かせません。
けれど、少女ミオの冒険は、実は一つの「恋」の始まりでもあったのです。
そう、冒険には、当然ヒーローがつきものですから。
迷宮の奥で危機に陥ったミオの前に颯爽と現れる、これまた迷宮と同じくらい「不思議」な男ロセロ。彼の登場から、迷宮百貨店は、少女の小さな冒険の舞台というだけではなく、奇跡にも近い形で出会った少女と男を結びつける、大切な場所になっていきます。
そうして生まれた恋心が膨らむ過程と、二人の間で交わされた思いの結末は、是非二人と一緒に迷宮百貨店の奥の奥まで足を踏み入れて、確かめて欲しいと思います。
甘酸っぱく、見ているこっちが気恥ずかしくなるような、けれど、どこまでも清々しい恋心。
恋というものは、女の子を強くするのだな、と。ほっこり暖かな気分になれる、素敵な恋愛ファンタジーです。
しかしロセロ氏は色々卑怯だと思います。かっこよく、しかも所々弱みのある男性というのは、極めて卑怯だと思います。ミオが羨ましいです。
ちなみに、このお話は以前記録させていただいた『エクストリーム・ワーキング』と密接に関わっています。
今回登場するロセロ氏は、『エクストリーム・ワーキング』主人公エリルベート氏の同僚なんですよね。
というか、多分全てのきっかけは青波が叫んだ「エリルベート氏の同僚(当時は名前もなかったらしい)不憫すぎて大好きです!!!」という言葉だった気がするので何か本当にありがとうございます!!!! わーい!!!!!
ひとまず、ウミウシを投げつけていいですか! いいですよね!! リア充ウミウシにまみれろ!!!
仕事の忙しさとか、各種イベントとかにかまけて色々サボってましたが、
そろそろ真面目に更新していこうと思います。よろしくお願いいたします。
やっぱりホームグラウンドはここですね……。落ち着く……。
というわけで、次回のコミティアの新刊がアイレクス関連になりそうなので、
今のうちに関連短編を少しずつ解禁していきたいと思います。
今回追加したのは「世界の温度」。
こちらはスターター本に収録したものです。
ホリィと、彼が「二十番」と呼ぶ、鈴蘭ではない《種子》の少女のお話。
あと、そろそろ手元の在庫が少なくなってきたこともあり、
『迷走探偵秋谷静』の「鏡花水月の君」を連載開始しようかなーと思っています。
なるべく今月中から開始したいところですね。
探偵秋谷静と、自らを「異能府のエージェント」という依頼人、そして彼女の周りで迷走する人たちのお話です。
シアワセモノマニアは、相変わらずのったりまったり、マイペースにお送りしておきます。
あと「小説家になろう」さんにもちまちまと転載しておりますので、
ここのフォーマットが読みづらい方は、利用してみてくださいませ。
そろそろ真面目に更新していこうと思います。よろしくお願いいたします。
やっぱりホームグラウンドはここですね……。落ち着く……。
というわけで、次回のコミティアの新刊がアイレクス関連になりそうなので、
今のうちに関連短編を少しずつ解禁していきたいと思います。
今回追加したのは「世界の温度」。
こちらはスターター本に収録したものです。
ホリィと、彼が「二十番」と呼ぶ、鈴蘭ではない《種子》の少女のお話。
あと、そろそろ手元の在庫が少なくなってきたこともあり、
『迷走探偵秋谷静』の「鏡花水月の君」を連載開始しようかなーと思っています。
なるべく今月中から開始したいところですね。
探偵秋谷静と、自らを「異能府のエージェント」という依頼人、そして彼女の周りで迷走する人たちのお話です。
シアワセモノマニアは、相変わらずのったりまったり、マイペースにお送りしておきます。
あと「小説家になろう」さんにもちまちまと転載しておりますので、
ここのフォーマットが読みづらい方は、利用してみてくださいませ。
いつも温かい拍手やお手紙、ありがとうございます。
こちらは2013年~の拍手&手紙返信用記事です。
以下が返信になっております。
こちらは2013年~の拍手&手紙返信用記事です。
以下が返信になっております。
『空色少年物語』に「26:結末には早すぎる」を追加しました。
これにて、第一部が完結になります。
……正式に告知していませんでしたが、『空色少年物語』は二部構成の物語なのです。
まさかこんなところで終わるはずがありません。終われるはずが、ありません。
残されたあまたの謎に決着をつけるために、物語はもう一度仕切りなおされることになります。
第一部は春の物語でしたが、第二部は季節も変わって、夏。
空色少年は、今度は少女に手を引かれ、すっかり色を失った世界を巡っていきます。
かつての仲間との再会、新たな出会い、そして宿命の対決。
いくつもの出来事を乗り越えて、少年は空色の髪を靡かせ、空を見上げる。
――夏の、青空を。
が、今はただ、空色少年に休息を。
それが、ただ安らかなものではなかったとしても。
というわけで、第二部ですが、数年ほどお待ち下さい……。
第一部を改稿して、第二部もある程度書き溜まってから更新を開始したいと思っております。
皆様には変なところでお待たせしてしまってすみません。
『机上の空、論。』は実は空色(二部)の後日談に当たるので、これを読みながら二部の展開予測をしていただければと思います。
最後まで物語をお届けできるよう、水面下で頑張りたい次第であります。
それでは、ここまでお付き合いありがとうございました!
また皆さんが忘れた頃にお会いしましょう。絶対に。
これにて、第一部が完結になります。
……正式に告知していませんでしたが、『空色少年物語』は二部構成の物語なのです。
まさかこんなところで終わるはずがありません。終われるはずが、ありません。
残されたあまたの謎に決着をつけるために、物語はもう一度仕切りなおされることになります。
第一部は春の物語でしたが、第二部は季節も変わって、夏。
空色少年は、今度は少女に手を引かれ、すっかり色を失った世界を巡っていきます。
かつての仲間との再会、新たな出会い、そして宿命の対決。
いくつもの出来事を乗り越えて、少年は空色の髪を靡かせ、空を見上げる。
――夏の、青空を。
が、今はただ、空色少年に休息を。
それが、ただ安らかなものではなかったとしても。
というわけで、第二部ですが、数年ほどお待ち下さい……。
第一部を改稿して、第二部もある程度書き溜まってから更新を開始したいと思っております。
皆様には変なところでお待たせしてしまってすみません。
『机上の空、論。』は実は空色(二部)の後日談に当たるので、これを読みながら二部の展開予測をしていただければと思います。
最後まで物語をお届けできるよう、水面下で頑張りたい次第であります。
それでは、ここまでお付き合いありがとうございました!
また皆さんが忘れた頃にお会いしましょう。絶対に。