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2026/01/23 20:37 |
ラプ鳥メモ(修正)
ちょっと、仕事中に考えていたことをメモ。
展開がまだきちんと決まってないんだよなー……
(オチだけは決まってるんですが)
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2013/03/02 01:10 | 創作記録
ラプラスのひと
何となく新キャラについてメモ。

・ラヴァル・ブリーガル
十八歳。レクス四大魔道貴族の一、風のブリーガル家の新当主。
旧当主の唯一の子であり、その父が亡くなったことで、当主の座についた。
周囲からはお飾りの当主という認識で見られているが、真剣にブリーガル家の将来を憂いていて、家に影を落とす悪魔の討伐に挑む。
現時点で旧当主よりも魔法の扱いは得意。天性の才に加えて、努力を怠らない生真面目さが要因。何でもそつなくこなしているようで、裏には必ず血の滲むような努力がある。
とにかく曲がったことが嫌いな熱血直情型。基本的には自他に厳しいため、お堅い人物と思われがちだが、プライベートでは結構気さくで年相応な面もある。
赤毛に黒い瞳、身長は173cmくらい。

イメージ元は『パンドラハーツ』のエリオット(おーい)。
武器は銀の杖、杖というが所謂指し棒みたいな伸縮式の形状をしている。
要は打神鞭……(言うな)。ほら、風属性だし。

2013/02/24 16:52 | 創作記録
『音律歴程』延期とこれからの予定
今日起きてから画面とにらめっこして考えてたのですが、
超文学フリマ新刊予定だった『音律歴程』は延期しようと決めました。
近頃体力とか精神力とか諸々が上手く回ってない感じがしまして、
それらを回復するまでこの規模の話は書けない気がします。
(短編連作ではありますが、ちょっと複雑な構成のお話なので)
今の調子で無理に書いても、自分が満足いくものが出来るとは思えないので……。
楽しみにしてくださった方には本当に申し訳ありません。

とはいえ、超文学フリマに新刊が出ないってことはないと思います。
心身と相談しつつ、ライトでポップなお話をご用意していきたい所存。
間に合えば『ラプラスの鳥籠』かな……。全然ポップじゃないですが。
あと、今回ご一緒いただける「RedFreaks」さんたちとも何かできたらいいなあ、なんてお話してます。

もちろん『音律歴程』も水面下ではじわじわ進めていくつもりです。
一応全体イメージは完成しているので、調子が戻れば書いていけると思います。
絶対に書きたいエピソードたちなので、一話一話、大切に書いてあげたいところ。

ただ、ひとまずは秋文フリ合わせの『鐘』目掛けて頑張るつもりです。
青波とプレイヤーたち四人五脚でお送りする、TRPGセッションを基にした長編小説です。
白くてひょろいおにーさん……じゃなくておねーさん、セータさんを巡るお話。
完全独立した物語ですが、『空色少年物語』を知ってるとちょっと美味しい。そんな感じ。

何だかがむしゃらに走ってきちゃったので、少し、息をついてみようと思います。
のんびりお待ちいただければ、幸いであります。

2013/02/24 13:18 | 創作記録
読書記録:『マルドゥック・スクランブル』
「何で青波読んでなかったの?」
というレベルで実は読んでなかった本、それがこれです……。

『マルドゥック・スクランブル』
著者:冲方丁
※全三巻

本当に、何故に読んでなかったんでしょうねえ……。
昨日あまりにも続きが気になって、一気に二、三巻読みきっちゃいました。

『終末の国から』辺りを見てればわかると思いますが、青波はサイバーパンクが大好きです。
あの退廃的な世界観、突拍子も無い(でも何処かリアルな)技術、イビツながらも貪欲に世界を行きぬく人たちが大好きなのです。
ファンタジィ部では廃れていたトーキョーN◎VAを「やろう」って言い出したのも自分ですしね!
(その割に世界観とルールを理解できず最も下手なRL・PLだったのも内緒)
一体この原点がどこにあるのかわからないのですが、とにかくそんな青波のツボを全力で突いてきたお話でした。

話の内容としては超シンプルで、ある出来事によって死に瀕した一人の少女が、超技術の身体と武器を手にして「生きる」ことを選択するお話。
ただ、その一つ一つの選択に至る「過程」が、すごく、胸に来るのです。
いくつもの出会いと戦い、そして足元に絡み付いてくる過去。
それらと向かい合い、己に問い、他者に問うことを繰り返す。
何度も死を耳元で囁かれながらも、相棒と共に少女は生きていくのです。

とまあ、真面目に書きましたが、ストーリーに関しては読んでください。
これは多分読まないと面白さがわからないタイプの話だと思います。
だってどう見てもバトルものなのに、半分はカジノでのギャンブルのシーンですからね……!!(笑)
しかしこれがアクションシーンよりも手に汗握るし涙も出る、最大の「戦い」なんです。
スピナーのベル・ウィングがかっこよすぎます。凛とした老女、ってすごくいい……。
この人が、主人公バロットに影響を与える過程がとても美しいのです。
言葉がなくても伝わるもの、というか。
あと、多分この話のラスボスはアシュレイ・ハーヴェストですよね……まさしく「強い」人。
正直読み終わってみるとカジノのシーンの印象が強すぎて。ごめんボイルド。

それと、この話は「人の形をしていないもの」がとても愛らしいです。
主人公の相棒、喋るネズミの姿をしたウフコックしかり、情報を統べるイルカのトゥイードルディムしかり。
人の形をしていないけれど、だからこそ「人」の心と人に寄り添う思いがあるというか、
そんな優しい感情が、擦り切れて焦げ付いた世界に確かに存在するという安堵というか。

そう、すごくハードなんですけど、何だか優しいお話だなあって思ったんです。
疾走感の中に確かに存在する、包み込むような温かさが印象的でした。

あ、ちなみに一番好きなのはドクター・イースターです。
あのマッドサイエンティスト的思考と、人間的優しさの均衡っぷりが愛しいです。
この話の中で一番「人間」を理解している気がするんですよね、ドクター。
……登場時は一瞬蛇崩か何かと思いましたが。
(蛇崩:舞台「Sweet7」に登場するパティシェのような何か)
そういえば、ドクターって徹頭徹尾カオス理論の人だったんですな。
最近ちょうどバタフライ効果について調べてたんで、
ドクターが突然その話を始めたときにはびびりました。笑。

というわけで、のったり『マルドゥック・ヴェロシティ』も崩していこうと思います。
『フラグメンツ』まで終わったら大人しくニューロマンサーの続編読むかな……。

2013/02/24 13:15 | 読書記録
果ての夢を見る。
※はじめに
・空色より五十年ほど後のお話です。
・本文の「ブラン」は空色のブラン・リーワードとは全くの別人です。
・まだ試行錯誤中のため、本番とはキャラの喋り方とか諸々が異なる場合があります。

■   ■   ■

「あれ、ブラン、こんなとこにいたんだ」
「……ん」
 ブランは、ゴーグル越しの視線をちいさな少女に向けた。
 ゆらゆらと揺れる魔法光のランプの下、夜風が少女の鮮やかな山吹の髪を揺らす。夜空より黒い自分の髪とは大違いだ、なんてくだらないことを考えながら、次の言葉を考える。
 そうしている間にも、少女――エアはブランの横まで近づいてきて、その顔を覗き込んでくる。
「風邪引くよ。ブラン、ただでさえ弱っちいんだから」
「あー、確かにそうね。ありがと、それは気をつけるわ」
「眠れないの?」
「うん。よくあるのよね」
 落下防止の柵に身を預けて、目を閉ざす。
 そうして、目蓋の後ろに浮かぶのはいつだって、悲しいまでの、あお。
「とっても、悲しい夢を見るんだ。おれ様自身の夢じゃないんだけどね」
 その言葉の意味を、当然、エアは理解しなかったのだろう。珊瑚礁の海を思わせる薄青の瞳をぱちくりさせて、ブランを見つめ返す。ブランは、口元に苦笑を浮かべて、エアの視線を受け止める。もちろん、ゴーグルが無ければとっくのとうに目を逸らしてしまっていただろうけれど。
 未だに、苦手なのだ。人の視線、生きたものの前に立つこと。嫌な顔一つせず相談に乗ってくれたユークは、必ず平気になる日が来ると請け負ってくれたけれど、まだ、どうしても。
「……ブランは、さ」
「うえっ?」
 ぼうっとしていた意識に突然入り込んできた声。思わず変な声を上げてしまうブランを、むっとした顔で睨んできたエアだったが、すぐに気を取り直してくれたのか、小さく息をついて言った。
「何か、いつも無理してる感じがするよ。もっと、肩の力抜いたらどう?」
「抜く努力はしてるんだけどねー」
「努力、って考えちゃってる辺りで、既に力が入ってるんじゃないかなあ」
「うっ」
「難しいんだ?」
「……そうね、すごく難しい」
 そっか、と答えたエアは、満天の星が輝く夜空を見上げて、ぽつりと言葉を落とした。
「でも、ちょっと嬉しいな」
「え?」
「少しは気を許してもらえたみたいだから」
「どうして、そう思うの?」
「だって、素直に『難しい』って言ってくれたじゃん」
 エアはにっと笑う。その笑顔は薄闇の中でも輝くようで、つられるように、ブランも、口元を緩めていた。
 海からの風は冷たいけれど、ふと、暖かなものが、胸の中に灯ったような気がして。
「ああ……エアには、敵わないわねえ」
「そもそも、ブラン、ぼくに敵うことって何かあるの?」
「ううっ」
「あはは、冗談だって、冗談!」
 ばんばん、と背中を叩くエア。その手の力強さと温もりを感じながら……ブランは、目蓋の裏の青空と、今自分が立っている場所に、思いを馳せた。

2013/02/23 14:40 | 小説断片

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