何だか裏話は真面目に語る気分になれなかったので、
皆のデウス・エクス・マキナ、緑野さんに投げたいと思います。
キャラ口調での語りが苦手な方は見ないほうがいいですよ!(笑)
というわけで後は頼んだミドリムシ。
皆のデウス・エクス・マキナ、緑野さんに投げたいと思います。
キャラ口調での語りが苦手な方は見ないほうがいいですよ!(笑)
というわけで後は頼んだミドリムシ。
やあやあ皆の衆、緑野サマだ。
今回はシトラス・ドリミンの裏話を青波に任されてな。
この俺が懇切丁寧に説明してやろうと思う。感謝しろ!
え? 緑野の癖に偉そうだって?
……こ、こんな時くらいは偉そうにさせてくださいお願いします(平伏)。
(緑野は 何処までも ヘタレである)
っつわけで今回のネーミング裏話からだな。
「紅蓮」って名前は武器銘である迦具土のイメージから来てるらしい。
ので、省略。
迦具土:日本神話の神様。炎の神様だが、生まれてくるときに母親を焼き殺しちまった。で、これはリアル事情になるが、遼太郎の実の母親っつのは体の弱い人で、遼太郎が生まれたときに死んじまってんのな。その辺を迦具土に被せてるんだろうな。
イーグリット:Egret……白鷺、って意味の英語。苗字の「朱鷺」に引っ掛けたネーミングだ。ちなみに「朱鷺」を英語で何つーか調べてみると、朱鷺羽さんの過去がちょっとだけわかる仕掛けになってるぞ。
青波曰く出典は「アヌビス」らしいがな(←)。
フリムスルス:北欧神話の霜の巨人。これは単に氷属性系にしたかったってだけらしい。紅蓮が炎系武器である対比だな。
ルフラン:仏語。英語ではリフレイン。元々はこの話、キャラクターを音楽系の用語で統一しようとしてた時期があってな、その時の名残だったりする。本当はこいつ、開発者の一人って設定だったんだけど、その設定いつの間にか消えたんだよなー。
サリエル:月の秘密を人間に教える堕天使。邪眼持ちとも言われる。この話の中では橙の月……「シトラスムーン」世界の秘密を知ってるキャラクター、って意味合いで使ってる。
音楽用語統一時代は「プレスト」って名前にする予定だったらしい。
コテュス:えー、トラキアの月の神様らしいが俺も詳しいことは知らん。今回は俺とソムニア世界に関する言葉は基本的に「月」縛り、ってことでコレを採用したんだよな。
ソムニア:インソムニアが不眠症だから、多分「眠れる」とかそういう意味にしたかったんだろうな。手元の辞書じゃ出てこないんだけどな!(笑)
ヴェルヌ:ジュール・ヴェルヌ。『月世界旅行』の作者。
イクリプス:「蝕」って意味の英語だ。
ネブラルム荒野:Nebularum,Pa.「霧の浅瀬」。月の地名。
アガルム岬:Agarum,Pr.「アガルム岬」。月の地名。
アトラス荒野:Atlas「アトラス」。月の地名。
ロリス橋:Roris,Si.「霧の入り江」。月の地名。
ウォルフ山:Wolff,Mt.「ウォルフ山」。月の地名。
ベルジュラック遺跡:シラノ・ド・ベルジュラック。『月世界旅行記』の作者。
アイオン石:アイオーン。時間とか、永遠とかをあらわす言葉であり、神でもあるとされる。獅子に蛇が巻きついてる、とか。これ自体は別に月に関係あるわけじゃねえんだが……ま、その辺はこっそり別の話に絡んでくるから割愛。
少女の名前:橙と薄青について、だが。サイト版じゃ名前呼んでないんだよな。本文に「月の名」とある通り月関連だ。あいあい女史に言わせてみると「女々しいぞ緑野!」。これで答えはわかったも同然だよなよよよ。
緑野のHN:俺のハンドルネーム、な。コレも月関連……と言うこともできる。あ、サイト版ではハンドルネームがあるなんて一言も言ってないが。
ネーミングについてはこんな感じ。
あと、時間軸については以下のような感じになっている。
一日目
シトラス01~03
二日目
ドリミン01、02
シトラス04
三日目
ドリミン03
シトラス05
四日目
ドリミン04
シトラス06
五日目
ドリミン05、06
シトラス07
六日目
ドリミン07
シトラス08
七日目
ドリミン08
シトラス09
ドリミン09
シトラス10
ドリミン10
あえてシトラスではログアウト処理は書いていない。
故に時間の経過がわかりづらいんだが、実はシトラス06と07の間にはログアウトを挟んでいたりする。
紅蓮を初め、俺ら三人はそこまで長時間ログインしていられないんだよ。
各人には各人の事情があってな。
朱鷺羽さんの事情?
……某話参照。
遼太郎の事情については一応説明しとくか。
名家の生まれでありながら、生まれながらに病弱な少年。
生まれた時に母を亡くし、父はその後再婚。が、後妻は自らの子である真一郎にしか目を向けず、彼のことは疎ましく思っている。故に、父も彼の扱いには困っている状態である。
夢は「新しい人生を手に入れる」こと。
ごく普通の家庭に生まれ、健康な身体を持ち、普通に学校に通えるような「普通の」少年になりたいという願いから『ゲーム』に魅入られ今に至る。
現実世界の自分が何も出来ないということにコンプレックスを持つため、『ゲーム』内では本来の自分と真逆の存在になろうとして、積極的に動こうと心がけているようだ。
……以上、イエローバードの文章改変(←をい)。
でもほぼ上記の通りだ。俺はそこら辺の事情を調べて、遼太郎の実家に押しかけて脅して資金巻き上げてきたわけだが。
俺はそういう動き方しかできんのよ、ほら、俺自身は弱いですしねー?
俺の事情。
ほぼあの中で語ったとおり。
……と、言いたいトコだが。実はこの話は「俺のせい」って言ってしまうとものすごく綺麗に片付くというオチがついてる。
実質例の少女の能力を創ったのは俺だもんなー(遠い目)。
いや、俺その事実知らないんだけどな。不可抗力だ。後であの人に殴られるハメになって初めてその事実を知るんだが。
(あの人→『連環楽園機構』の開発者側リーダー格の彼)
蛇足・その後の話。
数ヵ月後に遼太郎が帰ってくるはいいんだが、家と縁切っちまったってのもあって家に帰るわけにもいかない。
というわけで、俺が某人に声をかけて、ひとまず援助しつつ一人暮らししてもらうことにした。
喫茶店のバイトとか紹介したりもしたぞ(いい笑顔)。
ケーリに世話を押し付けたとかいう事実は内緒だ。
(ケーリ→ロンリームーン・ロンリーガールの彼。緑野の友人)
朱鷺羽さんとはそれなりに仲良くやってるらしい。たまに原田さんの目が怖いが……き、きっと気のせいだよな!
俺はとあるゲーム会社に拾われて、『連環楽園機構』に続くんだが……あああ、考えたくない考えたくない(がくぶる)。
んー、地味に書き切れてないところが多いんだよな。
まあこういう形の話だから仕方ねえと開き直ってるんだが青波は。
何か他に聞きたいことあったら耳打ちしてくれー。
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