最近、インプットが足らないのでのんびりまったりインプット中。
本日の読了報告は「藍色のモノローグ」藍間真珠さんの『マジシャンのいる部屋』。
藍間さんのお話は今まで覆面等の企画作品でしか触れたことがなかったのですが、一話完結で一話も短めなので、ちょっと気になって覗いてみてしまいました。
だって「その夜知らぬ間に部屋に入ってきてたのは、なんと変態マジシャンだった。」(ページトップより)って、絶対に青波ホイホイじゃないですか……!!
(青波のツボは相変わらず意味不明です)
というわけで、以下はネタバレしつつ感想です。
本日の読了報告は「藍色のモノローグ」藍間真珠さんの『マジシャンのいる部屋』。
藍間さんのお話は今まで覆面等の企画作品でしか触れたことがなかったのですが、一話完結で一話も短めなので、ちょっと気になって覗いてみてしまいました。
だって「その夜知らぬ間に部屋に入ってきてたのは、なんと変態マジシャンだった。」(ページトップより)って、絶対に青波ホイホイじゃないですか……!!
(青波のツボは相変わらず意味不明です)
というわけで、以下はネタバレしつつ感想です。
この物語は、全編通して中学生の「みやちゃん」とその部屋に現れる高校生マジシャン「クレ」のやり取りで構成されるのですが、もう、このやり取りがとても、可愛い。
そう、可愛い。
絶対に怪しいんだけれども、何かもう全身からいい人(にありーいこーるヘタレ)オーラを漂わせるクレと、段々とクレに懐いていくみやちゃんの、本当にまったりとした空気感に惚れ惚れ。
そして、短い中でも一つの季節だったり、一つの出来事だったりにまつわるお話……というよりも、心境の変化だったり何なりが、過不足なく収まっていて、読んでいてすごく安心できました。
いくつもの、ささやかだけど本人たちにとっては大きな波乱がありつつ、それでも絶対にこの二人は上手くやっていくんだろうな、っていう安心感。それって、すごく大事なことだと思うのです。
とても、心がほっこりするよいお話でした……。
しかし、うちにも来てくれないかなあ、クレ。あれは小動物的意味でかわいい。パスタ作ってほしい。
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