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2024/11/28 21:33 |
つらつらとアイデアを出す
2005年、夏。
異界からの来訪者『歪神』と、この世界に生きる者の間を取り持つ『調停者』。
その見習いである大学生・アサノは、夏休みのはじめ、友人の『元神様』小林巽から、短期バイトの話を聞く。

「田舎のお屋敷でのちょっとした仕事。山も海も近い素晴らしい立地。三食昼寝つき、美味いおやつもあるかも」

もちろんほいほい請け負ってしまったアサノ。
それでも一人ではちょっと怖いので、一般人だが霊感の強い友達を連れて、とある田舎町を訪れる。
そこで待っていたのは、歪神の生態を記録する『記録者』の男と、世界を旅する『歪神』の女だった。
『記録者』は言う。

「次の最大歪曲日まで、彼女を他の歪神の手から守ってほしい」

最大歪曲日まで一週間。
アサノの、真夏の戦いが始まろうとしていた。

……『真夏の風花戦線』、いつかやるかもしれない。
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2014/04/05 19:51 | 創作記録
八束と南雲3
ついったーのまとめその3。

「もし、ここに俺が二人いれば」
「まずその前提がどうかと思いますが」
「片方はテディベアを作りながら、片方で帽子が編めるのになー」
「仕事は!? 仕事はどこに行ったんですか!?」
■仕事なんてなかったんや

「基本うちの係に仕事らしい仕事なんてないじゃない」
「そのごく少数の仕事すら、わたしに押しつけてる現状をどうお考えですか南雲さん」
「俺の仕事まで終わらせてくれるなんて、八束はなんて有能な後輩なのだろう素敵!! と考えてる」
「その頭、全力で摩擦していいですか」
「やめて」
■摩擦してみたい

「……綿貫さん、この毛布の塊みたいなの何ですか?」
「南雲くん」
「そうだとは思いましたが、何してるんですか?」
「ブロブのまねだそうです」
「絶対誰か別の人と混線してますよねそれ」
■内輪しかわかりませんからそれ

「何か時々もそもそ動いてますね」
「ブロブですからね」
「っていうか、仕事させなくていいんですか」
「言ってやってくれるならとっくに仕事していると思いませんか」
「そうですね」
■諦めの境地

「月見里は真面目だなあ」
「南雲さんが不真面目すぎるんですよ」
「そうですよっ!」
「大体何でもかんでも八束さんに押し付けて」
「たまには自分から働いてくださいよ!」
「……八束は黙っててくれるかな」
「どうしてですか?」
「色々言われるのには慣れてるけど、ステレオは流石に疲れるの」
■月見里とは、時々神秘対策係に現れる南雲の後輩である。
 でも本来の出典は『連環楽園機構』のPCの一人、月見里朔の父親である。

八束のイラストを夏浦さんからもらったよ!!!

「…………」
「どうしたんですか南雲さん、わたしの顔に何かついてますか?」
「いや、この前元同僚から、『お前ついに中学生に手を出したのか犯罪だろ』って言われてね」
「手、出したんですか? それは流石にわたしもどうかと思うんですが」
「事実無根だし、八束はとりあえず鏡を見てみようか」
■何となく言われてそうですよね。八束……。

「南雲さんがアザラシみたいになってるー!」
「寒いから買ってきた。いいよね、着る毛布」
「いけません、それは人をダメにします! そもそも南雲さんは半分人間やめてるんですから、これ以上人間らしさを減らしてはダメです!」
「一体八束は俺を何だと思ってるのかなー」
■でもよく考えてみると着る毛布流行りだしたのもっと後の話かもしれない。
 あと南雲ってこんな感じだよね。

「南雲さんの半分は人間だと思っています」
「もう半分は?」
「甘いものです」
「否定はしない」
■それは多分すでに人間じゃない

「八束は元気だねえ」
「何ですか南雲さん。またイヤミですか?」
「俺、そんなにイヤミ言ってたっけ」
「時々、確実に悪意があると思います」
「そりゃごめんなさいね。でも、別に悪い意味では言ってないよ。八束を見てると、少しは俺も頑張らなきゃなって思うだけ」
■つらい

「たれぱんだになりたい」
「南雲さんってよく人間やめたがってますよね」
「いいじゃないたれぱんだ。ごろごろしてすあま食べてるだけの生物。憧れちゃうなー」
「でも、多分二日目で飽きる気がします」
「……まあな」
■意外と南雲は「単純にごろごろしてるだけ」ってことができないタイプ。
 だから常に手芸の腕を磨いているわけですし。

「またスーツ?」
「外に着ていけるような私服を持っていないので」
「ああ、ジャージしか持ってないんだっけか……」
「南雲さんは、私服かわいいですよね」
「もっと褒めてくれていいんだよ八束」
「似合ってはいないです」
「知ってる。昔はそれなりに見られたんだよ、昔は」
■早く八束にかわいい服を買ってあげてください。
 あと南雲の言う「昔」については甘味組曲参照。

「南雲さん、事件ですよ」
「八束なら一人で大丈夫でしょ。行ってらっしゃい」
「…………」
「…………」
「では、冷蔵庫の中のケーキいただいてから出かけますね」
「やめてあれ数量限定なの」
■冷蔵庫は南雲が粗大ごみ置き場から持ってきて修理したもの。

「できた」
「何がですか」
「にゃんぐるみ。あめしょ、あびしにゃーん、ろしあんぶるー」
「南雲さん、本当に無駄な技術力ですよね」
「にゃんこかわいいよなーもふもふしたいなー」
「すればいいじゃないですか。ここ来るまでに結構猫見ますよ」
「猫アレルギー」
「また難儀な」
■難儀ですよね(経験談)

「ほら南雲さん、待望の猫さんですよ」
「やめて近づけないで蕁麻疹出ちゃうっていうかもう出てる痒い」
「既にソファ毛だらけですしね」
「……もはや手遅れなら、いっそ心行くまでもふもふするという手も」
「落ち着いてください」
■「そこに遺失物の猫が」というコメントをいただいたので追加で。
 ちなみに八束も動物は好きです。

「俺はどこにでもいる私服警察官だし」
「南雲さん、説得力! 説得力!」
「説得力は遠い昔に江戸川に放流しました。元気でやってるかな、あいつ」
「何言ってるんですか」
■待盾市は江戸川沿いにあります。

「南雲さんの机の上がシルバニアファミリーになってるー!?」
■その時青波は『となりの関くん』を読んでいた。

「南雲さんは独身ですよね」
「確信に満ちてるな」
「奥さんがいたらびっくりです」
「俺もびっくりだ」
「自分で言いますか」
「だって怖いだろ、帰ったら知らない女が包丁持って『おかえりなさい、あなた』って笑ってんだろ? もちろん目は笑ってない」
「無駄に想像力豊かですね」
■こんなんだから嫁がいないんですよ南雲。
 いやまあきちんと別の理由ありますけど(甘味参照)

2014/04/04 22:23 | 創作記録
シルヴィ・ルクレールについてつらつら考えていた
そういえば『終末の国から』のシルヴィ・ルクレール。
《鳥の塔》のエージェントである彼女、現時点までの記述から見るに苦無使いなのですが、糸というか鋼糸もいいなあと思ってる今日この頃。
短い黒髪に青い目、スーツ姿で、引き締まった体のラインが浮き出る感じの美女!
その美女が糸を操る姿を想像するとたまりませんね。
ご飯が三杯くらいは食べられます。
でも実際にセッションに出すとデータをまともに用意していないせいで、ろくな活躍ができず。
しかもRLである私のせいで行動方針がぐだぐだで「残念な子」呼ばわりされるのがまた。
それはそれでご飯が三杯は以下略なのですが。

現時点でオフ本の方にメインで出しているせいで、
ほとんど彼女の情報は開示されていないのですが。
彼女の話ももう少し書いてあげたいなあと思いつつ。
実は過去設定はきちんと決まっていない、なんて話は内緒なのです。
内緒なのですって。
元々は内周で何一つ不自由なく暮らしていたお嬢様だったのかなと妄想していますが、
正直その程度の想定しかないのは内緒なんですってば。

『終末の国から』は、大体夢と浪漫と勢いと、誰かの冗談でできております。
……蟻とかな。

蟻プレイヤーのせいで、近頃謎の「ピアニスト」も爆誕したのですがそれは多分また別の話です。
何だよ金網デスマッチ、武器はグランドピアノ六台(物理)って。
キルデスビジネスは罪深いゲームだと思います。素晴らしい。

2014/04/03 23:44 | 創作記録
何故そんなにスキンヘッドが好きなんだお前は
正直、いつスキンヘッドのよさに目覚めてしまったのかはよくわかりませんが。
日々、道行くスキンヘッドの人を目で追ってしまう毎日です。
ただし、すらっとしたイケメンに限る。

ちなみに、一応自分の作品にスキンヘッドのキャラを出すときには、
「青波が自分で作ったキャラに関しては、『各世界観に一人』が原則」という
謎すぎるルールがあります。
(何故「青波が~」という条件が入るのかというと、
 終末においては砂紅さんサイドでもう一人いたからですのん)

どうも、私、「ぱっと見て一人だけスキンヘッドがいる違和感」という
状態そのものが好みなのかもしれません。
なので坊主が集まっていても実はそんなに嬉しくないのです。
何という謎の嗜好。

というわけで「虚構夢想にはまだスキンヘッドのイケメンがいない!」という
意味不明な理由により誕生したのが南雲です。
サイトにはまだ彼の話が存在しないように見えますが、
一応『夏の青亭』の主人公ですし、『甘味組曲』の以下略。
南雲はイケメンですって設定上は。甘味表紙参照。
アルギエバに寄稿したバージョンは、第一印象がデスノのLと言われましたけど。
めっちゃ納得しちゃいました。これはすごい。
そういう風にすればよかったのか、と今から方向性を考え直すくらいにはイメージぴったりで笑いました。

そして楽園年代記にはまだスキンヘッドはいないと思われておりますが、
実は空色に登場させる予定だったりします。
空色は十年前から今に至る青波の「好き」を詰め込みまくって自重しない話ですからね!
もちろんこのスキンヘッドへの愛も詰め込むべきでしょう! そうでしょう!!
というわけで何とか二部書きたいです。頑張ります。

2014/04/02 23:52 | 創作記録
メカクシティアクターズ楽しみですね
と言いながら「アウターサイエンス」のPVを見ていて、
不意に黒コノハが月刃に見えてちょっとダメだと思いました。
あの顔で「お花ちゃん」って言っていると思うとすごく納得します。
(実際にはデザインは結構違うんですが。でもついそう見えてしまったのです)
まあそれはそれとして、メカクシティアクターズ楽しみですね!!
4月12日から。忘れないようにしなくては。

カゲプロを見ていると、なんだか現代ものがやりたくなります。
ループもので特殊能力ものとか最高ですよね。しかも季節は夏。最高ですね。
ループものというと自分の中では「連環楽園機構」なのですが。
あれはループのルールをかなり力技にしてしまったので、
もしアウトプットするならもう少し説得力を持たせたいところです。
以前は真・女神転生のルールを使っていたため、
「悪魔だからね!」で何とでもなりましたからね……。

あと連環は「文化祭の前の三日間がループする話」なので、
DXリプレイ・メビウスが全く同じような構図で「ひっ」ってなったのもいい思い出。

まあ、それはそれとして、夏の話も今つらつら考えています。
夏コミティアに合わせて『ナツガタリ』という、
その名の通り「夏」に関する話を纏めた本を出したいと企んでいるので。
と言っても二つは再録ですが。
『蒼穹に手向けの花を』の青編と『夏の青亭』ですね。
赤はウェブで見てください! 正直あれ入れると絶対一冊で収まらないので!!
元々蒼穹は青だけの予定だったので、とりあえず今回はその形で。
とりあえず、青い鳥と殺人事件をめぐる二つの夏のお話です。
できれば、後日談みたいな小さな話を追加できればいいなあと思っております。
あと、表紙を憧れの絵師さんにお願いしているので、今から楽しみです!

それでは、相変わらずまとまりはありませんが、今日はこの辺で。

2014/04/01 23:59 | 創作記録

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