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2025/02/04 01:03 |
歪んだ世界で、真っ直ぐ。
えー、以前から言っていることではありますが。

青波は、暴走御殿さんのゲームが大好きです。

フリーゲームなので未プレイの方は是非。
まあ、語り口に好き嫌いはあると思いますが……
結構人は選ぶかもしれないです。

RPGツクールで作られてはいますが、
ゲームという形で描かれる「物語」って感じですね。
でも読むだけの物語じゃない。あくまできっちりゲーム的でもある。
……その辺の「あり方」からしてまず青波は大好きです。

しかしいつ見つけたんでしたっけ、このお方のゲーム。
確かどこかのレビューで見つけてしまってほれ込んだんだったと思います。

「ビューティフル コックローチ」はマジで泣いた。
何だよミケーレかっこよすぎるだろ。
まあ確かにミニゲームの難しさにも泣いたんだけれども……(笑)
何度ゲームオーバーになったことか!
でも軽快な台詞の中に隠された真っ直ぐな言葉に心を打ちぬかれるのです。

あと「X5 しあわせ粗製濫造装置」も良いですね!
ツッコミのゴルさんが一人で頑張りすぎだと思うのですよ。
でもラストはやっぱり泣けてくるんだ。
完全に解決するわけじゃないけど、でも前向きになれるエンド。
そして後日談の「sad but mad」に涙が止まらなくなる。
あのエンドは反則だ。
ゆっくり、ゆっくりと。浄化されていく世界へ歩いていく、彼がね!

このお方の話って、綺麗事を許してくれない世界で、でも何処までも「綺麗な何か」を貫く人たちの話だなあといつも思う。
皆言ってること乱暴だし大体ものっそ卑猥だけれども(笑)、それらだってある意味作者さんが「描きたい」と思ってる世界の縮図で、これが無ければやっぱりこの世界は成り立たないんだろうなあと。
すげえどろどろしててめちゃくちゃなように見えて、実は言ってることはすごく一貫してて、しかも綺麗なんです(こういう言い方、何か間違ってるような気もしなくもないけど青波はそういう印象を受ける)。
毎度エンドの爽やかさには脱帽です。
だから青波は心の中で師匠と仰ぐわけで。

今回の「テンダーランド」もキュンキュンします。
めちゃくちゃな主人公なんだけど、彼には「真っ直ぐさ」がある。
自分の本質なんて、他人に理解されなくていい。
でも、自分で自分の在り方は理解している。そんな感じ。
やばい続きが楽しみです。

本当、言葉の使い方が上手すぎると思うんだ……
綺麗な言葉で飾ったって、本質は何も変わらない。その通りだ。
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2009/02/04 18:23 | Comments(0) | 遊戯全般

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