青波は……正直な話をすると、本というもの全般に関して、買うだけ買ってきちんと読まないことに定評があります。特に文章系。
なので、戦利品感想もいつも中途半端になってしまうのですが……。
それでも、読んだものに関しては、きちんとアウトプットすべきだなあ、と思ってこの記事を立ち上げております。
とりあえず思ったことを思ったとおりに!
あんまり有益な感想(きちんと分析したり、構造について語ったり)ではないのは、青波が阿呆だからですとも!(爽やかに)
……と言っておかないと、書かなくなるので。(←)
そんなわけで、一部はツイッターに載せたものに加筆したものになりますが、ちまちまと。
■現在のラインナップ
『エクストリーム・ワーキング』(柏木むし子さん/むしむしプラネット)
『EDまで病むんじゃない』(こくまろさん/漢字中央警備システム)
『後輩書記とセンパイ会計、不浄の美脚に挑む』(青砥十さん/眠る犬小屋)
『ダイヤモンドの戦士』(佐藤さん/佐藤)
なので、戦利品感想もいつも中途半端になってしまうのですが……。
それでも、読んだものに関しては、きちんとアウトプットすべきだなあ、と思ってこの記事を立ち上げております。
とりあえず思ったことを思ったとおりに!
あんまり有益な感想(きちんと分析したり、構造について語ったり)ではないのは、青波が阿呆だからですとも!(爽やかに)
……と言っておかないと、書かなくなるので。(←)
そんなわけで、一部はツイッターに載せたものに加筆したものになりますが、ちまちまと。
■現在のラインナップ
『エクストリーム・ワーキング』(柏木むし子さん/むしむしプラネット)
『EDまで病むんじゃない』(こくまろさん/漢字中央警備システム)
『後輩書記とセンパイ会計、不浄の美脚に挑む』(青砥十さん/眠る犬小屋)
『ダイヤモンドの戦士』(佐藤さん/佐藤)
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最近、ニコラ・テスラが気になっております。
(リンク先はウィキペディア)
もとよりあの時代の発明家・科学者に興味はあったのですが、
あまり歴史や伝記が得意ではない青波、何となく名前は知ってる程度でスルーしてました。
ただ、ちょっと『黄雷のガクトゥーン』(リンク先18禁注意)とか、色々興味を惹かれる機会がありまして。
それで調べてみるに至りました。
で、まずちょっと調べてみた感想は
……お、面白いなこのひと……!?
元々ちょっと社会に生きづらいタイプの天才が好きな青波にとって、
これだけ浪漫溢れる人もなかなかいないと思うんですが。
共感覚と映像記憶の天才で、数々の強迫観念に囚われて。
エジソン他、敵を多く作りながらも、己の中から生み出される数々の発明に生きた人。
オカルティックな側面もありつつ、本人は何処までも「科学者」ってところがいいですな。
そして鳩……鳩か……
自分でも鳥好きの天才を書いてるだけに、妙にわくわくしてしまいます。
とりあえず、まだきちんと言語化できるほどきちんと調べられてはいないのですが、
いつか彼のような「いかれた」天才を書いてみたいという衝動に駆られますね。
こう、ぶっ飛んだ発明家同士の血で血を洗うバトルとか、書いてみたいじゃないですか!
という妄想だけを語って今日は寝ます。おやすみなさーい。
(リンク先はウィキペディア)
もとよりあの時代の発明家・科学者に興味はあったのですが、
あまり歴史や伝記が得意ではない青波、何となく名前は知ってる程度でスルーしてました。
ただ、ちょっと『黄雷のガクトゥーン』(リンク先18禁注意)とか、色々興味を惹かれる機会がありまして。
それで調べてみるに至りました。
で、まずちょっと調べてみた感想は
……お、面白いなこのひと……!?
元々ちょっと社会に生きづらいタイプの天才が好きな青波にとって、
これだけ浪漫溢れる人もなかなかいないと思うんですが。
共感覚と映像記憶の天才で、数々の強迫観念に囚われて。
エジソン他、敵を多く作りながらも、己の中から生み出される数々の発明に生きた人。
オカルティックな側面もありつつ、本人は何処までも「科学者」ってところがいいですな。
そして鳩……鳩か……
自分でも鳥好きの天才を書いてるだけに、妙にわくわくしてしまいます。
とりあえず、まだきちんと言語化できるほどきちんと調べられてはいないのですが、
いつか彼のような「いかれた」天才を書いてみたいという衝動に駆られますね。
こう、ぶっ飛んだ発明家同士の血で血を洗うバトルとか、書いてみたいじゃないですか!
という妄想だけを語って今日は寝ます。おやすみなさーい。
『ユゴーの不思議な発明』
著者:ブライアン・セルズニック
訳者:金原瑞人
駅に隠れ住む時計整備士の少年ユゴーと、彼と彼の父が魅入られた絡繰人形、そしてその謎を握る駅のおもちゃ屋の一家を巡る物語。
文庫より単行本で読むべきだったかも……
ここまで絵がメインの作品だとは思ってなかったですの。
絵と文章が織り成す独特な形式のお話。まさかの横書き。
ユゴーを取り巻く駅の風景、特に時計の文字盤の裏側の描写が素敵です。
しかしこれ、ジョルジュ・メリエスと映画発明史知らないとわけわからん気はするなあ……
ちょっと乗り切れない部分がちらほら。
パパ・ジョルジュの絶望について理解するには、彼の足取りを前提知識としてきちんと理解してないと難しい気がするのですよな。
正直、自分もこの前『メリエスの素晴らしき映画魔術』を見てたからわかるようなものですし。
あとイザベルがちょっと苦手なタイプの女の子だったってのはある(笑)。
全体のトーンがさらっとしてる分、ユゴーとイザベルの感情表現がストレートすぎる感じがするのです、よ……。
とはいえ、全体を通して浪漫溢れる話。
ユゴーが絡繰を組み立てる描写はすごくわくわくします。
何というか、ユゴーとそのお父さんの、絡繰人形にかける思いに胸がぎゅっとするわけです。
あと、全編通してジョルジュがすごくいい男だと思いました……。
ああいう、後ろ向きから立ち直っていくおっさんいいよね!
部屋の中で、絵に囲まれて座ってるジョルジュの姿はやたらかっこよかったと思うのです! 思うのですよ!!
それと、ラストがすごくいい味出してました。
あれがああいう形式の物語である理由が語られた瞬間に「そうか!」ってなりましたもの……いいなあ、こういうエンディング。
やっぱ映画も見たいですなー。
多分これを映像化したらすごくキュンキュン来る自信ありますもん!(キリッ)
著者:ブライアン・セルズニック
訳者:金原瑞人
駅に隠れ住む時計整備士の少年ユゴーと、彼と彼の父が魅入られた絡繰人形、そしてその謎を握る駅のおもちゃ屋の一家を巡る物語。
文庫より単行本で読むべきだったかも……
ここまで絵がメインの作品だとは思ってなかったですの。
絵と文章が織り成す独特な形式のお話。まさかの横書き。
ユゴーを取り巻く駅の風景、特に時計の文字盤の裏側の描写が素敵です。
しかしこれ、ジョルジュ・メリエスと映画発明史知らないとわけわからん気はするなあ……
ちょっと乗り切れない部分がちらほら。
パパ・ジョルジュの絶望について理解するには、彼の足取りを前提知識としてきちんと理解してないと難しい気がするのですよな。
正直、自分もこの前『メリエスの素晴らしき映画魔術』を見てたからわかるようなものですし。
あとイザベルがちょっと苦手なタイプの女の子だったってのはある(笑)。
全体のトーンがさらっとしてる分、ユゴーとイザベルの感情表現がストレートすぎる感じがするのです、よ……。
とはいえ、全体を通して浪漫溢れる話。
ユゴーが絡繰を組み立てる描写はすごくわくわくします。
何というか、ユゴーとそのお父さんの、絡繰人形にかける思いに胸がぎゅっとするわけです。
あと、全編通してジョルジュがすごくいい男だと思いました……。
ああいう、後ろ向きから立ち直っていくおっさんいいよね!
部屋の中で、絵に囲まれて座ってるジョルジュの姿はやたらかっこよかったと思うのです! 思うのですよ!!
それと、ラストがすごくいい味出してました。
あれがああいう形式の物語である理由が語られた瞬間に「そうか!」ってなりましたもの……いいなあ、こういうエンディング。
やっぱ映画も見たいですなー。
多分これを映像化したらすごくキュンキュン来る自信ありますもん!(キリッ)
のんびりまったり読書週間。
というわけで今日は「RedFreaks」の藍川サイ氏による『颿狼 1 ~Connect the cage~』を読んでみました。
サークル「RedFreaks」さんとは、うちが最初に文学フリマに出た時にお隣になったご縁もあって、何だかんだでお互いの新刊を持って営業しあう仲となっております(笑)。
でも、本当にこちらのサークルのお話は面白いです。エンターテインメントとして極めて洗練されている感じ。面白いものを書こう、っていうものすごいパワーを感じます。読んでいるとこちらまで元気をもらえる気がして、いつもわくわくしながら新刊を待っています。
と、いうわけで。
今回の新刊の感想を書きたいところ、なのですが……。
内容的に、書いていいんでしょうか、これ。(笑)
話としては、まだまだ序盤。オチで今までの話を丸ごとひっくり返されるどんでん返しを喰らって、「え、これ二巻待たないと続きわからないの!?」って叫んだところです。
こう、全然先の読めない、かつその先の読めなさにどきどきさせられる話を書ける藍川さんはいつもすごいなあと尊敬してしまいます。
特に、今回は藍川さん自身「絶対に先は読ませないぜニヤリ」っていう気合を込めてるんだろうなあ、と感じられる力強い筆運びで、もう、それだけできゅんきゅんしてしまいますとも。
とりあえず、人狼ゲームが好きな(見ているだけなら)青波としては、今からわくわくしっぱなしですとも! 続き、楽しみにしております!(敬礼)
というわけで今日は「RedFreaks」の藍川サイ氏による『颿狼 1 ~Connect the cage~』を読んでみました。
サークル「RedFreaks」さんとは、うちが最初に文学フリマに出た時にお隣になったご縁もあって、何だかんだでお互いの新刊を持って営業しあう仲となっております(笑)。
でも、本当にこちらのサークルのお話は面白いです。エンターテインメントとして極めて洗練されている感じ。面白いものを書こう、っていうものすごいパワーを感じます。読んでいるとこちらまで元気をもらえる気がして、いつもわくわくしながら新刊を待っています。
と、いうわけで。
今回の新刊の感想を書きたいところ、なのですが……。
内容的に、書いていいんでしょうか、これ。(笑)
話としては、まだまだ序盤。オチで今までの話を丸ごとひっくり返されるどんでん返しを喰らって、「え、これ二巻待たないと続きわからないの!?」って叫んだところです。
こう、全然先の読めない、かつその先の読めなさにどきどきさせられる話を書ける藍川さんはいつもすごいなあと尊敬してしまいます。
特に、今回は藍川さん自身「絶対に先は読ませないぜニヤリ」っていう気合を込めてるんだろうなあ、と感じられる力強い筆運びで、もう、それだけできゅんきゅんしてしまいますとも。
とりあえず、人狼ゲームが好きな(見ているだけなら)青波としては、今からわくわくしっぱなしですとも! 続き、楽しみにしております!(敬礼)
最近、インプットが足らないのでのんびりまったりインプット中。
本日の読了報告は「藍色のモノローグ」藍間真珠さんの『マジシャンのいる部屋』。
藍間さんのお話は今まで覆面等の企画作品でしか触れたことがなかったのですが、一話完結で一話も短めなので、ちょっと気になって覗いてみてしまいました。
だって「その夜知らぬ間に部屋に入ってきてたのは、なんと変態マジシャンだった。」(ページトップより)って、絶対に青波ホイホイじゃないですか……!!
(青波のツボは相変わらず意味不明です)
というわけで、以下はネタバレしつつ感想です。
本日の読了報告は「藍色のモノローグ」藍間真珠さんの『マジシャンのいる部屋』。
藍間さんのお話は今まで覆面等の企画作品でしか触れたことがなかったのですが、一話完結で一話も短めなので、ちょっと気になって覗いてみてしまいました。
だって「その夜知らぬ間に部屋に入ってきてたのは、なんと変態マジシャンだった。」(ページトップより)って、絶対に青波ホイホイじゃないですか……!!
(青波のツボは相変わらず意味不明です)
というわけで、以下はネタバレしつつ感想です。