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はこぶねのエピタフ(仮)構想
旧サイトでは『彼方の月』って話を書いてたのですが、
それを楽園ナイズした話を書いてみようかなーと思い立ってしばらく経ちます。

『彼方の月』については地味に「案内」に置いてある跡地で読めますが、
キャラや地名の一部などはそのままでありながら
現在展開している世界観・歴史とは全く異なりますので、混同注意。
一度作者レベルで設定を丸ごとリセットして現在の『楽園』世界観があるので……。
そもそも楽園においては、あの時代の石田(通称)はああいう立ち位置じゃねえ……!
(というよりあれ書いた当時はまだイメージが石田氏ですらないと思われる・笑)

というわけで、新作予定『はこぶねのエピタフ - A Sequel to the Phantasmagoria』(仮)。
(英語これであってるのか凄く不安になる……sequelの用法が特に)
ベースこそ『彼方の月』ですが全然雰囲気は変わると思います。
基本的には、みなしごの少年クァルの一人称で、短い章を重ねながら進む物語。
前回は不思議な男の人との出会いから始まる旅の記録でしたが、
今回はパートナーが悪名高い吟遊詩人・『紫苑の魔女』アリス・ルナイトになる予定。
アリス・ルナイトがどういう人物なのかは……ええと、『反転楽園紀行』参照。
いや、『不思議の国の紫苑』はまんま「アリスの話」ではあるのですが、
だからといってアリス自身については何も語られてないので。笑。

その、残酷だけど優しい吟遊の魔女が語る古代の夢に魅せられた少年が、
魔女と一緒に広いのか狭いのかよくわからない楽園を巡り歩くお話です。
クァルにしか見えない黒い喋る犬が後をついてきたりしていますが。
そうして、楽園の隠された歴史を垣間見たり、陰謀に巻き込まれたりしつつ。
少年は少しだけ大人になるかもしれない……そんな、お話。

……実は、楽園の秘密の一部を最も「わかりやすい形で」提示できる話な気がします。
反転は「卑怯な形で」、空色は「混乱した形で」なので。
もちろん、視点がごく普通の少年(ただしちょっと不思議能力がある)なので、
本人が理解していない部分は多いのですが、それでも。
アリスの背景は、基本アリス視点の『不思議の~』ではそこまで深くはわかりませんからな。
ちなみに『不思議の~』に登場する浦島太郎のエピソードはこの物語の後を想定。
(わかる人にしかわからんだろそれ)

しかし、エピタフって何か響きが好きです。墓碑銘。
この言葉を知ったきっかけはもちろんワイルドアームズなんですけどね。
……というか、「風の海のエピタフ」の印象が素晴らしすぎたんですよね。
空に向かってのびる塔、空を目指した人たちが残した研究に対する「墓碑銘」。
ダンジョン名一つであそこまで浪漫溢れていたのに感動した記憶があります。
(ワイルドアームズは全体的にダンジョン名からして浪漫溢れてる作品ですが)
というわけで、そんな、遠い日に感じた浪漫を少年の視点で織り込めたらなあ、という思いで。

そんな、ふわっとした不思議物語『はこぶねのエピタフ』。
いつ書けるかはちょっとわかりませんが。
でも、水面下ではちまちまと進めていきたいなあ、と考えております。
まあ、期待はほどほどにしておいていただけると嬉しいです。笑。
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2012/10/28 09:45 | 創作記録

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