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第三回プロット会に行ってきました
StrayCatさん主催のプロット会、第三回に行ってきました。
前回書いた通り、実は今回は青波のプロットが俎にかけられることに。
がくがくぶるぶるしながら、何とか会場に向かいました。
前回のプロット会でお知り合いになった方も、初めてお会いする方もいらっしゃいました。
行くまではどきどきでしたが、前回よりは場で緊張はしないで済んだ気がします。前回がとても楽しかったので、安心してその場にいられる、というのもあったかもしれません。

今回のプロット提出者は、歩登さんと青波。
今回は三つに班を分けて、それぞれが同じプロットについて話し合い、話し合い時間が終わった時点でそれぞれの班が内容を発表する、という形式でした。
個人的には前回の「班ごとに作者がついて、一定時間その作者の作品について話し合う」形式の方が、話し合いの結果とは別の「思考の流れ」が作者側にも掴みやすかったかなとは思いつつ。でも一長一短な気はします。
自分はStrayCatの小泉さん率いる二班についていました。危うくパワフルさに圧倒されそうになりましたよ……。

まずは歩登さんのプロットを見ながら、思ったこと、気になることを話し合います。
手元のメモによると、二班はこんな感じでした。
(ストーリーに関わる部分は書かないほうがいいのかな……。とりあえず一部抜粋)

1:襲われたとあるが、その後の展開を考えると和姦の方がよいのでは?
  →愛情ある家族が壊れていく描写はどうだろうか
2:ママ友と元許嫁を一人で集約できるのでは
3:亜人だからいじめられる、という理由では弱い気がする
  何故いじめられるのか

私の場合、(私がそういう奴なので)世界観・設定的な問題は、そういうものだなという前提で。
どうもキャラ視点でものを考えてしまいがちなので、もう少し「そのキャラがそういう行動に出るだけの心理的理由」がはっきりわかれば、もう少しストーリーがクリアに見えたのかなと思いました。
プロットに書かれている内容だけだと、ちょっと主人公の行動方針に首を傾げる点がいくつか。まあプロットなので、多分作者さんの中には明確な性格設定があるとは思うのですが……。
でも物語の流れと、「ひたすらダークな面を見せて、クライマックスで印象的なシーンを持ってくる」という狙いはすごく明確なので、そこまで大きくメスを入れる必要は無いんじゃないかなと思いました。
自分がキャラ主導で超行き当たりばったりな作り方をする人間なので、ここまでキャラクターの個性らしい個性を廃してストーリーの骨組みを示せる、というのは凄いなあと素直に思います。

そして次は青波のプロットです。
青波が提出したプロットは『ラプラスの鳥篭』。
あえて何も言わずに提出しましたが、流石に全く同じシナリオなので気づかれた方も数名。
こちら、『コンバラリアの行方』に載せた掌編「ルンペルシュティルツヒェン」のフルバージョンです。
魔法使いの名門に生まれた青年と、その家の当主が封じていた未来視の悪魔を巡る話でした。
やはり自分の場合、色々詰め込んでしまって、「結局何が言いたいのか」、「何を見せたいのか」という点がぶれまくっていたのが極めて問題でした……。だからこそ、逆に色んな意見をいただけたような気がします。ありがたいことです。
やっぱり世界観設定は元々あるので動かせないのですが、設定としてばらまいた「要素」に対して、一種のステレオタイプというか、どういうイメージを抱かれがちなのか、という点は自分であまり意識していませんでした。出てくる意見一つひとつに目から鱗が落ちる気分でした。
直接的に今回のストーリーには反映できないまでも、むしろ「そう見られること」を意識して、逆手に取るのも面白そうだなあと諸々考えつつ。
以下は各班のコメントです。一応、いくつか固有名詞とか展開に関する記述は誤魔化してます(笑)。

■1班
1:キャラが弱い(動機づけが弱い)
  登場人物が素直すぎるので、もっと欲望を強く出さないと、主人公がそれを跳ね返していけない
  物語を進めていくための動機が弱い
  主人公、敵役を上手く使って展開させる
  →未来視の価値をきちんと見せる必要がある
2:魔法不要論、獣人不要
  →中世ヨーロッパ・イタリア、フランス、ロンドン
   現実+特殊能力の方が、未来視の特殊性が見えやすい
   もしくは、魔法を生かしたアクション・バトルの展開に持って行くのもあり

■2班
1:悪魔、藤原竜也説(主人公格)
  →話の主人公としてこっちを据えた方がいいのではないか。
  →愛してほしい、という憧れを前に出しちゃった方がよいのでは
2:悪魔側にカメラを据えた方が箱庭的世界の乱歩感が引き立つ。
  平坦すぎる物語を盛り上げるには、
  いっそ悪魔の側から屋敷のどたばたを見つめていた方が盛り上がる
  悪魔と主人公の対立軸をメインにしてみた方がよいのでは
  →悪魔を主人公にした方が行動把握しやすい、未来視を使いやすい
3:「未来視」=呪い的な能力
  悪魔は主人公の求める謎そのものを悪用する
  主人公へのルサンチマン、愛してほしいという動機
  →メイドとは肉体関係あるの!? 笑
4:サスペンスかファンタジーかをもうちょいはっきりさせた方がいい
  キャラは箱庭から出さない、減らす
  内通者をあぶり出すために悪魔から見せた方がいい

■3班
☆:物語の流れ自体に大きな問題はないと思うが、語り方や盛り上げ方に工夫が必要
1:ファンタジーなのかサスペンスなのか
  →ファンタジー:幻想の出来事はサスペンスとして破綻しがち。ホラーっぽくしてもいいかも
  →サスペンス:立証責任が伴うがファンタジーとなると誤魔化せてしまう部分がある
2:死人が遺書残してるかどうかを謎として持って行く、ギミックとして追加したい
3:読者バイオリズムを考えて物語を構築していくべき
4:自殺の方法、死に方が「自殺」だとわからない死に方をしないといけない

……藤原竜也についてはノーコメントでお願いします(笑)。二班はっちゃけすぎ。
あと途中で「作者ー、BLはどこまで許容ですか!」「プロットに書いてあるのが全てです!」とか言ってました。
ニアホモラインってすごい言葉ですよね。
しかし、やっぱりサスペンスとかミステリとかの手法や展開のさせ方はきちんと勉強しないとダメですね……。
背中合わせアンソロに寄稿したのもミステリもどきなのですが、好きだけど上手く書けないジャンルの一つです。そんなのばっかりじゃないか、と言われたらそれまでですがっ
今回いただいた言葉の中には、そのような物語を構築するためのヒントがいくつもあったので、それらを参考に改めて構築していこうと思います。

その後はいつもの通り、「本題」である飲み会へ。
創作の話もあれば、沖縄トークがあったり。ガンプラの話もあったり。
何だか耳を傾けているだけでわくわくします。
自分もかなりいっぱい喋った気はしますが……。
やはりこういう場があると嬉しいですね。
「創作」というテーマは同じですが、それぞれ見ているものや経験してきているものがほとんど違う人たちので、普段自分が見聞きしているものとは全く違う視点に触れることができて、とても癒されました。

本当に楽しい一日でした。
次は三月二十三日(日)だそうですね。
是非参加させていただきたい、と思っております。

おまけというか後日談として。
小泉さんから連絡がありまして、
「このプロット原案にして自シリーズで書いてみていいです?」(要約)
「はい喜んでぇ!!」
というわけですごく楽しみです。五月辺りには完成するとの噂……。ドキドキ。
あ、自分の『ラプラスの鳥篭』実作公開は来年三月辺りを目標にしております。
どうしよう、あれから奴が脳内で藤原竜也で再生されるんですけど……(笑)。
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2014/01/12 18:14 | 創作記録

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