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2024/04/26 23:17 |
色んな話。
「反転楽園紀行は、パンダを応援しています」
「あとナマケモノも」

……何の話だったっけ?(笑)
今日は現実編でした。
「俺」と某人が頑張ってました。お疲れですー。

というわけで今日は楽園な人たちの色んな話。
シンとルーザでやる気のない会話を繰り広げてます。
 
・はじめに
「何で俺とお前なんだよ……」
「……青波が、これを用意していた」
(ルーザが差し出したのは某店のなめらかプリン)
「くっ、青波、俺らのツボをわかってやがる!」
「うむ、というわけでこれを頂くためにも仕事はしようと思ってな」
「っつかプリンにつられる高校生男子といい大人ってのもな……」
「悪いのか?」
「普通ダメだろ」


・武具の話
「さて、まずはこの『楽園』における武具の話だ」
「まあイメージとしちゃ普通の『剣と魔法のファンタジー』って感じの武具が揃ってるな」
「何だ、それは」
「俺の世界の話。気にすんな」
「お前の世界は興味深いな……ともあれ、この世界において、武器・防具などの道具類にはほとんど魔法がかけられている」
「切れ味を高めたり、重さを軽減したり、硬さを増したりって感じか」
「ああ。俺が使っているのは『鋭刃』の魔力が込められたバスタード・ソードだ。片手でも両手でも扱えるが、俺は大体片手で扱う。盾を使うことが多いからな」
「ルクスはほとんど両手持ちだよな。だから防御はちょっと弱いが一撃が重い」
「俺ならばお前の腹を半分ほど裂くところを、ルクスは両断できるということだ」
「い、嫌な喩えすんじゃねえ!」
「(無視)そして、身軽であることを求められる『首狩り』や『墓暴き』などの冒険者はほとんどが軽装だ」
「ああ、そういやお前もルクスも性能は重戦士系だけど鎧とかは意外と軽そうだよな」
「その代わり高位の防御魔法がかかった防具を選んでいる。ただし武器・防具にかけるタイプの魔法は素材の性質にかなり依存する」
「……じゃあ俺のソフトレザー・アーマーの場合、元々がソフトレザーだからいくら魔法で強化されてても大した強度を持たせられないってことか」
「ああ。強化済みの剣に切り裂かれる程度の強度だな」
「でも、中には反則的な能力を持たされた武器とかあるよな」
「現在では再現不可能な技術で作られたものだな。『女神の剣』などがそれに当たる」
「『女神の剣』? 聞いたことねえな」
「俺も実物を見たことはないが、センツリーズのユーリス神殿が管理している、女神ユーリスが直接魔力を込めて作った武器だそうだ。手にした者は、人間には到底扱えないような能力が扱えるらしい」
「な、何だか『兵器』ってレベルだな、それ」
「また、お前の持つ『ディスコード』もまた、違う意味で再現不可能な技術で作られたものだ」
「これは逆に、完全に魔法とは関係ない物体なんだよな」
「魔力を全く用いていない、機械の剣だ。おそらく刃を高速振動させることで、高い切れ味を生み出しているのだろう」
「プログナイf……高周波ブレードだ。本編には明記してねえけどな!」
「青波があえて避けているのだ。理論が微妙だからな」
「あー。でも、『ディスコード』ってそれだけの武器なのか?」
「違うな。故に俺も追い求めているのだ」
「はあ……ま、その辺は本編だな」


・二大魔法の話
「で、魔法については俺ぁさっぱりなんだがルーザさん」
「お前は元々魔法が『使えないように』作られているからな」
「でも、ほとんどの人間は使えるんだよな?」
「ああ。言葉を喋るのと同じように魔法が使える、と言えばいいか。魔法が使えないというのは、ここでは一種の障害とも考えられる。俺の父は魔法無能者だったようだがな」
「ただ、魔法っつっても何でも出来るってわけじゃねえんだな。空が飛べるわけでも、瞬間移動が出来るわけでもねえ」
「どちらも遺失魔法だ。ただし飛空は飛空艇、瞬間移動も古代の装置があれば可能だ」
「……結局俺らの世界とさほど変わらんのな」
「生活の基盤が機械か魔法かという違いのみだと青波は言っている」
「で、その中でも魔法をとことん極めた連中が魔道士って言うんだったな」
「テレサやヴァレリア、また俺は面識無いが鋼鉄狂もそれに当たるはずだ」
「……え、鋼鉄狂も?」
「まあ順に一つずつ見ていこう。テレサは『命名魔法』を得意とする魔道士だ」
「命名魔法って、何だ?」
「曖昧な存在である魔力『マナ』に名を与え、特定の性質を持たせる魔法だ。炎や風を生み出したり、純粋なエネルギーとして撃ち出したりする。また魔法で作り出したもので相手を妨害したりもするな」
「ああ、『汝の名は~』って奴か」
「その通り。命名魔法はこの世界で一番基本的な魔法だ。俺が使っているのもこれだ。呪文を習うのは簡単だが、実はとても奥が深い。その点自在に命名魔法を操るテレサはとても優秀な『命名魔道士』ということになる」
「ヴァレリアはちょっと違ったな。その辺にある草とか石とかを操ったり、幻を作ったりしていたよな」
「ヴァレリアは『命令魔法』の使い手だ。命名魔法は空気中に漂っているマナに名をつけて形にするが、命令魔法はその名の通り他の物質の中に含まれたマナを通じて『動け』や『惑わせろ』などの命令を下すことができる」
「じゃあ、鋼鉄狂は?」
「お前やテレサの話を聞く限り、彼女はおそらく『命令魔道士』の派生『人形遣い』だろう」
「……何だそれ?」
「お前にわかりやすいように言えば、ゴーレムやゾンビ等の『魔力を込めた人形』を作り操ることを専門とする魔道士だ」
「え、まさか俺もゴーレムみたいな分類なわけか?」
「お前は機械仕掛けで魔法の影響を受けないと言われているが、器に精神を定着させるためには人形遣いの魔法知識を利用しているはずだ」
「でも、鋼鉄狂は魔法相当苦手そうだったぞ」
「ふむ、人形遣いというよりは『人形師』だったのか……何かが引っかかる……まさかとは思うが……ぶつぶつ」
「あ、ルーザが自分の世界に入っちまった……ちなみに、命名魔道士だからって命令魔法が使えないわけでもねえし、その逆も然りな。ただ、どっちが得意っつーのはあるらしいぜ」


・その他の魔法の話
「あ、あとさ。『妖精や精霊を使役する魔法』ってのもあるんだよな」
「『精霊魔法』だな。先にあげた二つは魔法を操る能力さえあれば誰でも努力で習得できるが、『精霊魔法』は妖精などの存在を『見る』能力が高くなければ身につけられない」
「そういう、才能に依存する魔法っつーのもあるんだな」
「もう一つ有名なところでは『神曲魔法』というのがある。これは『神曲』と呼ばれる女神の歌を歌うことによって、ある種の奇跡を起こす魔法だ。これも『女神の喉』と呼ばれる能力を持って生まれた人間にのみ許された魔法だといわれている。こちらは『精霊魔道士』に比べると相当少ないから、俺も実際に見たことはないが」
「へえ……何だか色々あんだな。俺にゃあまり関係ねえが」
「使えないし通じないからな」
「そゆこと」
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2008/08/29 23:05 | Comments(0) | 創作記録

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