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DX短期キャンペーン『heaven cannot wait』事前準備
■ストーリー
 昨日と同じ今日を過ごして、今日と同じ明日がやってくる。
 世界は繰り返し時を刻み、何もかもが変わらない。
 君は、そう、思っていることだろう。
 世界が既に変貌しているなんて……思いも、しないのだろう。
 それでいい、それでいいんだ。
 だけど、もし、どんな願いでも叶えてくれるというのなら。
 その時は、きっと――。
 
 ダブルクロス The 3rd Edition
 『heaven cannot wait』
 
 誰もが、幸せを求めただけなんだ。
 ……ただ、それだけだったんだ。
 
 
■レギュレーション
・初期作成、経験点使用不可
・ワークスは基本自由とするが、イメージからかけ離れたワークスについてはGMに要相談
・Dロイスは全員自由に取得可能だが、取得条件は守ること。イメージからかけ離れたDロイスに関しては演出も含めてGMに要相談
・PCは高校一年生、もしくはそれに順ずる年齢であること
 (PC2、3は多少は年齢詐称してもOKとする)
・Aオーヴァード、レネゲイドビーイングは禁止
【PC1専用】
・性別は男性とする
・初期状態ではオーヴァードとしての自覚は無いが、登場侵食率は最初から振ること
・Dロイスは自由だが所属関連のものは不可
・エンブレムは要相談
【PC2専用】
・FHデータ使用推奨
・ワークス:セルリーダーは不可とする
・設定的にはエージェントもしくはチルドレンが好ましい
・FH関連のエンブレム使用可能
【PC3専用】
・ワークス:支部長は不可とする
・設定的にはエージェントもしくはチルドレンが好ましい
・UGN関連のエンブレム使用可能

以下はハンドアウト。



 
《PC1》
 ロイス:上野海
 君には、一人の幼馴染がいる。
 上野海。隣の家の女の子。昔から、どんな時でもずっと一緒だった。勉強する時も、遊びに行く時も、それに、事故に遭った、あの瞬間だって。
 君は五年前、事故に遭った。君と海、二人だけの秘密の隠れ家から帰るその時のことだった。事故の瞬間のことはよく覚えていないが、瀕死の重傷だったらしい。けれど、目を覚ました君の横には「目が覚めてよかった」と微笑んでくれる海がいて。それで、安心したことをよく覚えている。
 君は時々、その時のことを夢に見る。焼け焦げたアスファルト、転がる人の死体、不可思議な傷跡。そして……とても大切なものが欠けてしまった、胸の奥の空白。
 ……でも、そんなのは、ただの夢だろう。君はここに生きていて、いつも通りの生活をしていて、今日も海が君を迎えに来る。それでいい。それでいいと、思っていた。
 君の目の前に、得体の知れない化け物と、化け物に追われる少年(少女)が現れるまでは。
【初期関連NPC】
・上野海:隣の家に住む幼馴染。明るく社交的だが寂しがりや。常にPC1を気にかけている。元々は男勝りなおてんば娘だったが、近頃は徐々に「女の子らしさ」に気を使うようになってきた。
 
《PC2》
 ロイス:『ブラッディ・メアリ』
 君は、追われていた。かつての仲間であった、FHエージェントたちに。
 何故なら、君はFHを裏切ったからだ。
 君はFHの研究者にしてセルリーダー『ブラッディ・メアリ』の配下にいた。『ブラッディ・メアリ』の目的は「七曜の宝珠」と呼ばれる七つの賢者の石の奪取。五年前に、この町に宝珠が封印されていた場所が明らかとなり、UGNとFHの抗争の果てに宝珠は散り散りとなった。宝珠には、一つでも莫大なエネルギーを秘めるが、全て集めた時には、この世の全てを塗り替える「権利」が手に入るという言い伝えがある。
 だが、君は任務で手に入れた宝珠を持ったまま、逃げた。『ブラッディ・メアリ』は狂っている。奴の手にすべての宝珠が渡れば、きっと、自分を含めた何もかもが終わってしまう、そんな予感があった。
 だから、逃げた。それが愚かな判断だとわかっていても。後ろからは、かつての仲間であった『ホワイト・ウィング』と『ブラック・ソーン』が追いかけてくるのが、見えた。そして、目の前には、一人の少年が――。
【初期関連NPC】
・『ブラッディ・メアリ』:マッドサイエンティスト。PC2が所属しているセルのリーダーでもある。いつも喪服を纏った女の姿をした従者が表に出ていて、本体がどのような人物かは不明。推定ブラム=ストーカー。
・『ホワイト・ウィング』:PC2の同僚。FHエージェント。白い氷の羽を持つ鳥型のキュマイラ・サラマンダー。ハイテンションなサディスト。
・『ブラック・ソーン』:PC2の同僚。FHエージェント。漆黒の鎧に身を包んだバロール・ブラックドッグ。無言で『ホワイト・ウィング』に付き従う。
 
《PC3》
 ロイス:香取蛍火
 君はUGN日本支部に所属するエージェント(チルドレン)だ。
 ある日霧谷に呼び出され、二ヶ月前のFHの襲撃によってほぼ壊滅状態となってしまったA市支部に、増員として向かうよう命じられる。それと同時に、A市支部の中に裏切り者が紛れ込んでいる可能性が高いため、裏切り者をあぶりだすよう頼まれる。
 A市には「七曜の宝珠」と呼ばれる不可思議な賢者の石にまつわる伝説があり、この宝珠を集めた時にはこの世の全てを塗り替える「権利」が与えられるという。かつて、その伝説を確かめようとしたUGNと、宝珠を手に入れようとしたFHの間で抗争があり、現在宝珠のほとんどは行方不明となっている。ただ、A市支部でそのうち一つを保管しており、それを守る意味でも、A市支部の増員、そして裏切り者を確定させることは必須事項だった。
 かくして、A市支部に向かった君を迎えたのは、A市支部長の香取蛍火だった。香取はいたって生真面目な顔でこう言った。
「ようこそ、天国に一番近い街へ」
【初期関連NPC】
・『シルバー・ブレット』香取蛍火:A市支部長。ノイマン。二年ほど前から支部長を務めているが、二ヶ月前にFHの襲撃を受け支部が壊滅したことから『全滅支部長二号』と呼ばれる。生真面目で苦労人。
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2013/10/13 23:54 | TRPG

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